ニシノブルームーンが重賞初制覇!【中山牝馬ステークス】

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10年3月14日(日)、2回中山6日目11Rで第28回 中山牝馬ステークス(GⅢ)(芝1800m)が行なわれ、北村 宏司騎手騎乗の4番人気・ニシノブルームーンが優勝。勝ちタイムは1:47.6(良)。

2着には3/4馬身差で8番人気・ウェディングフジコ(牝6、美浦・戸田厩舎)、3着には9番人気・チェレブリタ(牝5、栗東・荒川厩舎)が続いて入線した。なお、1番人気に支持されたコロンバスサークルは4着に敗れた。

レースはブライティアパルスが逃げの手。向こう正面に差し掛かるところでは、後続に5馬身ほどリード。続いて、2番手グループにショウナンラノビア、ザレマらが追走。そこから離れた位置に残る11頭が追走する縦長の展開。
最終コーナーに差し掛かるころには、後方のグループも先団に取りつくと、内からスルスルと抜け出したウェディングフジコにニシノブルームーンが馬場の中目から脚を伸ばし差し切った。

勝ったニシノブルームーンは07年8月にデビュー勝ち。3~4歳時は下級条件での身だったが、昨年、3月に勝ち星を挙げると、そこから3連勝でオープン入り。続く、重賞初挑戦となったマーメイドSでも2着に好走していた。

同馬の母は現役時代、欧州GⅠ2勝。90年のアイルランド最優秀2歳牝馬に選ばれた カプリッチョーサ馬主は西山 茂行氏、生産者は鵡川の西山牧場。馬名の意味由来は「冠名+ギムレットと同じジンを使ったカクテル名」。

騎乗していた北村宏司騎手は本レース初勝利。JRA重賞通算15勝目。鈴木伸尋調教師も本レース初勝利。JRA重賞通算3勝目。

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ニシノブルームーン
(牝6、美浦・鈴木伸厩舎)
父:タニノギムレット
:カプリッチョーサ
母父:Alzao
通算成績:15戦5勝


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