【スプリンターズS】ファインニードル川田「何ら心配していません」

川田将雅

26日、スプリンターズS(G1)の追い切りが栗東トレセンで行われた。

前走、セントウルSを制したファインニードル(牡5、栗東・高橋忠厩舎)は坂路で最終調整。4F52.5-38.2-25.1-12.7秒をマークした。追い切り後に行われた共同会見での川田将雅騎手のコメントは以下のとおり。

【川田将雅騎手のコメント】
(セントウルSを振り返って)追い切りに乗って、本番ではなかったのでつくり的にも前哨戦で、ここを使えば良くなるだろうという状態でした。雨も降りましたし、外枠でもあって、いい条件ではない中でどれだけの競馬ができるのかなというところでした。すごくいい内容でしっかりとした結果を出してくれましたし、G1馬らしいレースをしてくれたと思います。すごくいい雰囲気で競馬を組み立ててくれて、無事にゴールまでたどりつけてホッとしました。

(高松宮記念以来の騎乗)そんなに表立ってどこが変わったという感じではないですが、レースの内容であったり、いい条件ではない中で勝ち切るところがG1馬らしいG1馬になったなという感じです。若いときから比べれば圧倒的に操縦性も良くなりましたし、競馬に行ってしっかりと走りきってくれるところが一番ですね。

ファインニードル

(追い切りに騎乗して)歩いている段階で先週より気持ちが入っているのがわかりました。馬場が悪い時間帯でもありますし、足跡をできるだけ避けて馬場を選びながら坂路を上がっていったんですけど、少し内目を走る形になって、少し気を抜くところもあったので動き的にはそんなによく見えないと思いますが、何ら心配していません。

(レースのポイント)中京とも全然違う競馬になると思いますし、枠によっても大きく変わってくると思いますけど、難しさというかトリッキーな1200mであることに間違いないと思います。

春はギリギリではありますけど、しっかりとG1を勝ちきってくれて、秋初戦もいい内容で終えています。胸を張って秋もいい結果を出せるようにみんなでやってきていますので、なんとかファインニードルに頑張ってもらって一番望んでいる結果を出せるように、応援していただければと思います。