【阪神JF】積極策で勝負ウインゼノビア「現状では前に行く形がベスト」

ウインゼノビア

阪神JFへ向けて調整されるウインゼノビア

5日、阪神JF(G1)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、アルテミスステークス4着のウインゼノビア(牝2、美浦・青木厩舎)は、松若風馬騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F68.1-52.8-38.8-13.0秒をマークした。

【青木孝文調教師のコメント】
「1週前追い切りをしっかりやっていますし、今週は輸送もあってビシッとやる必要はなかったので、馬なりで抱える感じで馬に闘争心を持たせる内容で追い切りました。時計も十分でしたし、指示通りの追い切りができたと思います。この馬は環境の変化を気にしない訳ではありませんが、他馬と比べて動じないタイプですし輸送についてはそれほど心配していません。前走はペースが速いなか前を捕まえにいって最後も止まってはいませんが、後ろからもっと速い脚を使う馬がいました。展開が合わなかった割りにはよく頑張ったと思います。切れる脚を使うタイプではありませんが、スタートが速いですしスピードの持続力があるので現状では前に行く形がベストかと思います。できれば内めの枠の方が良いかと思います。松若ジョッキーが美浦まで追い切りに乗りにきてくれた心意気に、結果で応えたいですね」