重賞レース前アラカルト【ニュージーランドT】【阪神牝馬S】

トピックス


【ニュージーランドT】

●異なる種牡馬が活躍
中山で施行されるようになった過去10年、優勝馬の父が全て異なるのがこのレース。
連対馬に広げてみても、01年と07年の2着2回のスターオブコジーン以外の重複は見られず、また、母父においても、マキャベリアンが1勝2着1回のみであり、単体種牡馬だけをみて、レース攻略への糸口を掴む事は難しそうだ。
今年も過去の好走馬の種牡馬とは、異なる顔ぶれが多く見られるメンバー構成だけに、その傾向は引き継がれそう。ちなみにレトの父・ザカリヤは、99年に本レースを制している。

●マル外馬馬が台頭
過去10年で(3-3-3-38)。確率こそひと息だが、6頭もの連対馬を輩出している。今年は⑧ケイアイブリザード、⑬アグネスティンクルが該当。

●「マイネル・エイシン」馬が目立つ
若いうちから完成度の高い馬を多く所有している事でも知られる両馬主だが、過去10年で共に所有馬が2勝を挙げている。
今年も③マイネルマルシェ、⑩エーシンホワイティ(「エーシン」は、「エイシン」の平井豊光氏が経営する栄進堂の名義)がスタンバイ。

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【阪神牝馬S】

●左回りコースからの臨戦は割引
現行の条件になったのが、06年以降と僅かなデータだが、前走で左回りのコースからのステップで、馬券になったのは06年のラインクラフトのみ。
今年も左回りコースからのステップは4頭が該当しているが果たして。

●サンデーサイレンス系が好調
サンデーサイレンス系(SS系)が絶好のレースで、過去4年でも父SS系3勝2着3回。母父SSが2着1回と、連対馬の僅か1頭を除いてはSS系が独占。
今年の出走馬は父SS系が②⑦⑧⑫⑮。母父SS系が⑤⑩⑯⑱が該当。

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