【ダービー卿CT】切れ味抜群プリモシーン、ドーヴァーら関東馬6頭の最終追い&直前情報まとめ

プリモシーン

ダービー卿CTへ向けて調整されるプリモシーン

27日、ダービー卿CT(G3)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

●前走、ターコイズステークス8着のプリモシーン(牝4、美浦・木村厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、4F54.0-39.1-12.1秒をマークした。

【木村哲也調教師のコメント】
「前走は本当の意味で力を出し切れたかというと半信半疑の部分もありますし、残念な結果でした。レース後はノーザンファーム天栄に放牧に出しました。最終追い切りも55-40でいつも通りにという指示でしたが、こうしたいと思っていたようにやれましたし馬も応えてくれたと思います。いつも力を出し切っているか分からないレースが続いているので、不利なく立ち回れたらどうなるか興味があります」

●前走、ニューイヤーステークス1着のドーヴァー(牡6、美浦・伊藤圭厩舎)は、助手を背に坂路コースで追われ、4F52.8-37.9-24.6-12.1秒をマークした。

【伊藤圭三調教師のコメント】
「溜める競馬が板についてきましたし、前走も良い勝ち方ができたと思います。前走からレース間隔があきましたが、鉄砲駆けするタイプですし追い切りの動きも良いです。今回は重賞でメンバーも揃っていますが、溜める競馬で展開が向けばと思っています」

●前走、東風ステークス3着のダイワキャグニー(牡5、美浦・菊沢厩舎)は、石橋脩騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F68.8-52.4-38.1-12.3秒をマークした。

【菊沢隆徳調教師のコメント】
「前走は外枠からの競馬でしたが、あれが今後の肥やしになればと思っています。最終追い切りはジョッキーに感触を確かめてもらうためにウッド併せ馬で乗ってもらいましたが、良い感じでした。乗り難しいところがあってモタれる面がありますが、外に壁を作れればモタれませんし直線に向けば真っ直ぐ走りますからね。ハンデは重いですけど、力を出し切れればと思います」

●前走、阪急杯4着のロードクエスト(牡6、美浦・小島茂厩舎)は、三浦皇成騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F68.0-52.5-38.5-12.5秒をマークした。

【土明助手のコメント】
「前走後は短期放牧に出してリフレッシュさせました。レースを使ってきているので、攻め馬はこのくらいで十分です。前走は道中で力むところがあってロスになったとジョッキーが話していたので、その辺りに気を付けて調整しています。崩れず走れていますし、流れひとつでチャンスがあると思っています」

●前走、ニューイヤーステークス2着のキャプテンペリー(セ6、美浦・岩戸厩舎)は、大野拓弥騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F71.1-55.6-40.4-13.8秒をマークした。

【岩戸孝樹調教師のコメント】
「先週の時点で仕上がっていますし、走れる状態です。ここ2戦抑える競馬をしてそれが板に付いてきていますし、今回も自分の競馬に徹して展開が向いてくれればと思います」

●前走、中山記念7着のマルターズアポジー(牡7、美浦・堀井厩舎)は、武士沢友治騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F68.0-52.3-38.1-12.3秒をマークした。

【武士沢友治騎手のコメント】
「前走は相手が強いなか、よく頑張ってくれました。いつも調教は動くタイプですけど、今回は動きに躍動感がありましたし状態は良いと思います。去年よりハンデが1キロ軽いのも良いと思います」

ダイワキャグニー

ダービー卿CTへ向けて調整されるダイワキャグニー

ロードクエスト

ダービー卿CTへ向けて調整されるロードクエスト

キャプテンペリー

ダービー卿CTへ向けて調整されるキャプテンペリー

マルターズアポジー

ダービー卿CTへ向けて調整されるマルターズアポジー