【エプソムC】兄に続け! レイデオロの弟・レイエンダが重賞初制覇!

レイエンダ

6月9日(日)、3回東京4日目11Rで第36回エプソムカップ(G3)(芝1800m)が行なわれ、C.ルメール騎手騎乗の5番人気・レイエンダ(牡4、美浦・藤沢和厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:49.1(稍重)。

2着には3/4馬身差で7番人気・サラキア(牝4、栗東・池添学厩舎)、3着には1馬身差で1番人気・ソーグリッタリング(牡5、栗東・池江寿厩舎)が続いて入線した。

勝ったレイエンダは、兄がダービー馬のレイデオロ、母系からはディープインパクトが出ている良血馬。デビューから3連勝のあと、勝ち星から遠ざかっていたが、近年、出走馬からのちのG1馬を多く輩出する出世レースで嬉しい重賞初制覇。秋の飛躍が期待される。
馬主は有限会社キャロットファーム、生産者は安平町のノーザンファーム

1着 レイエンダ(Cルメール騎手)
「折り合いは良かったです。いいスタートを切れて、チークを着けた分行き脚もついていいポジションで運ぶことができました。冷静に走ってくれましたし、ラストはいい脚でしたね。柔らかい馬場を心配しましたが、スローペースで脚も溜まっていました。能力、血統が凄くいい馬ですし、この先楽しみです」

2着 サラキア(丸山元気騎手)
「スタートを凄く良く出てしまいましたが、周りの馬も行かなかったのでペースも遅くなるだろうと思い、道中は楽に走れました。馬場のいいところを選んで走れましたし、勝ち馬は強過ぎたもののよく頑張っています。右手前がもっと持続するようになれば牝馬限定重賞でも勝ち負けできそうです」

3着 ソーグリッタリング(浜中俊騎手)
「目標を置いて競馬したかったのですが、ちょうどいいところにレイエンダがいて、見ながら競馬できました。ただペースが遅く、上がりが速い競馬で展開が向きませんでしたね。重賞でもやれる馬です」

4着 ショウナンバッハ(吉田豊騎手)
「脚は使ってくれています。ペースは遅かったのですが、これは仕方ないですね。道悪は良くないと聞いていましたが、今の東京の馬場はいいので大丈夫でした」

5着 ブレスジャーニー(戸崎圭太騎手)
「雨の馬場が悪い馬ではないので内に行きましたが、早めに動いた分、最後は止まってしまいました」

6着 プロディガルサン(Dレーン騎手)
「馬場は問題ありませんでした。ペースが遅く、ヨーイドンの展開が向きませんでした」

7着 アンノートル(柴田大知騎手)
「頑張っています。もう少しペースが速いと良かったですね。あと雨が降るのももう少し早くなってくれたら良かったです」

8着 ストーンウェア(中谷雄太騎手)
「道中いいポジションで、反応もしてくれているのですが、切れ味勝負は厳しいですね」

10着 ミッキースワロー(菊沢隆徳調教師)
「元々展開に左右される馬ですし、この緩い馬場も厳しかったです」

12着 ダノンキングダム(三浦皇成騎手)
「綺麗な走りをするので馬場がどうかと思っていましたが、道中ハミに頼っていました。綺麗な馬場で走らせたかったです」

13着 アップクォーク(津村明秀騎手)
「ゲートが良くなかったです。あのスタートで、このスローペースは厳しいです。雨馬場も滑ってダメですね」

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  • レイエンダ
  • (牡4、美浦・藤沢和厩舎)
  • 父:キングカメハメハ
  • 母:ラドラーダ
  • 母父:シンボリクリスエス
  • 通算成績:8戦4勝
  • 重賞勝利:
  • 19年エプソムC(G3)

レイエンダ
レイエンダ

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