三冠牝馬アパパネの次男・ジナンボーが逃げ切ってOP入り!…ジューンS

6月15日(土)、3回東京5日目11Rでジューンステークス(芝2000m)が行なわれ、D.レーン騎手騎乗の3番人気・ジナンボー(牡4、美浦・堀厩舎)が道中ハナを奪うと、直線では外目に持ち出して、最後まで後続を抑えて優勝した。勝ちタイムは2:05.0(不良)。

2着には1馬身半差で1番人気・シンギュラリティ(牡5、栗東・松田国厩舎)、3着には1馬身3/4差で4番人気・サトノソルタス(牡4、美浦・堀厩舎)が続いて入線した。

勝ったジナンボーは父ディープインパクト、母は三冠馬アパパネ。名前の通りアパパネの2番仔にあたる。17年6月に新馬勝ちすると、その後1年4ヶ月の休養を挟み、復帰戦も勝利。更に出世を重ね、ここまで5戦3勝という成績を残していた。

馬主は金子真人ホールディングス株式会社、生産者は安平町のノーザンファーム

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1着ジナンボー(レーン騎手)
「レース前は逃げる戦略は考えていませんでしたが、折り合いを重視した結果行く形になりました。この馬場でも気にせず走れていましたし、この距離でも大丈夫ですね」

2着シンギュラリティ(石橋騎手)
「内枠でしたし、今日の馬場ではポジションを取らないといけないと思って行かせました。ジナンボーが行ったあとは切り替えて落ち着いて走れていましたし、操縦性が高いですね。3、4コーナーの馬場が悪いところでもしっかり走れていましたし、最後までよく脚を使ってくれました。力のある馬ですよ」

3着サトノソルタス(津村騎手)
「すごく良い馬ですね。長期休養明けでしたが上手に走れていましたし、折り合いもつきました。終いもよくきていますし、休み明けでこれだけやれるのは力のある証だと思います。力がある分これだけやれましたが、良いフットワークをしていますしもう少し良い馬場だったら更にやれたと思います」

4着スパイラルダイブ(戸崎騎手)
「雰囲気良く走れていましたが、3、4コーナー辺りで脚を取られて手応えが怪しくなりました。直線でも伸びましたが、また脚を取られてから怪しくなってしまいました。道悪が響きましたね」

5着サトノグラン(三浦騎手)
「正直、こういう馬場は合いません。ゲートを上手く出てくれましたしもう少し前に行きたかったですが、馬場を気にしていましたからね。ただ走り辛そうにしながらも、この強いメンバー相手によく頑張っていると思います。パンパンの良馬場なら更にやれたと思います」

  • ジナンボー
  • (牡4、美浦・堀厩舎)
  • 父:ディープインパクト
  • 母:アパパネ
  • 母父:キングカメハメハ
  • 通算成績:6戦4勝


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