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【今週のコメント特注馬】遅めにきた大器候補!?
2019/7/26(金)
<現場取材でつかんだ!コメント特注馬>●7月28日(日)新潟7R・3歳未勝利(芝1800m)
バチェロレッテ(牝3、美浦・古賀慎厩舎)
デビューが延び、5月12日の未勝利戦でようやくデビューした本馬。道中9番手でレースを運ぶと、直線では上がり3F33.8の末脚を使って5着まで差し込んだ。騎乗した津村明秀騎手も「初めてのレースでプレッシャーを受け、気を使いながらの走りでした。まだトモも甘いですが、トモがハマってからの走りはよかったです。これからが楽しみです」と笑顔で話していた。 近親にオジュウチョウサンがいる馬で、一族はやや晩成の傾向がある。母パーフェクトジョイも現役時代、4歳冬にオープン入りした叩き上げであった。脚力は確かで、2戦目、新潟の長い直線で末脚爆発といきたい。
◆先週の結果
★土曜中京11R・桶狭間S メイショウラケーテ 10着(2人気)
昨年末から今年にかけて連勝し、準オープン昇級初戦の河原町Sも3着と現級にメドを立て、4ヶ月ぶりの夏至Sは距離が長い影響もあって直線伸びず、8着に敗れた本馬。騎乗した津村明秀騎手が「自分のリズムで逃げることはできましたが、直線でフワっとするところがありましたし、1400mくらいのほうがいいと思います」と語っていただけに、待望の1400m出走だった。
ところがハナを切ったリュウノユキナの作ったペースは前半3F32.6。これはダート1400mにおいて史上最速。とんでもないハイペースを3番手で追走したことでまったく伸びず10着。「超ハイペースで脚を使わされました。さすがに厳しかったです。参考外です」と騎乗した鮫島良太騎手が言うように、敗因はハッキリしている。再び1400mに出走してきた際には買っておきたい馬だ。
★土曜福島2R・3歳未勝利 アイアムビクトリア 7着(7人気)
デビューが遅れ、5月19日のダート1600m未勝利戦で初戦を迎えた本馬。経験馬相手に中団後ろから運び、直線では一旦前を捉えるかと思わせる脚で追い上げた。騎乗した和田竜二騎手も「直線はいい感じで伸びましたね。今日は初めての競馬。息ができてくれば違うと思います」と語り、管理する奥平雅士調教師も手応えアリといった表情だった。
今回の2戦目は道中6番手を追走。悪くない手ごたえだったものの、伸びずバテずという形で7着に終わってしまった。初戦ほどモタれる素振りは見せなかったが、砂を被って頭を上げるなど、経験不足を露呈していた部分がある。素質はトレーナー、ジョッキー共に認めるところで、残された時間は少ないとはいえ、使って経験を積んでいけば好勝負に持ち込めそうだ。
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