【富士S】ノームコアは骨折休養明けも「春シーズンに比べて大きく変わらない」

美浦

ウッドコースで追われたノームコア

16日、富士S(G3)の追い切りが栗東トレセンで行われた。

●前走、ヴィクトリアマイル1着のノームコア(牝4、美浦・萩原厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、4F54.5-39.5-11.9秒をマークした。

【萩原清調教師のコメント】
「最終追い切りの動きは良かったです。ここまで順調にきていますし、春シーズンに比べて大きな変わりはありません。前走はジョッキーが上手く乗ってくれたにしても、強い競馬をしてくれました。今回は牡馬相手でどうかですが、好レースを期待しています」

●前走、エプソムC7着のアンノートル(牡5、美浦・田中博厩舎)は、柴田大知騎手を背に坂路コースで追われ、4F51.7-37.8-24.3-12.0秒をマークした。

【穂苅助手のコメント】
「前走後は放牧に出しました。帰厩したときは良い意味での緩さがありましたし、この中間も調教の強度を落とさずに調整してきました。最終追い切りの動きも良かったですし、順調にきています。前走は初めての重賞でしたし仕方のない部分があります。切れる脚を使えるタイプなのでマイルの方が良さそうですし、メンバーが揃うなかでどれだけやれるか改めて見てみたいですね」

●前走、日本ダービー12着のエメラルファイト(牡3、美浦・相沢厩舎)は、石川裕紀人騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F67.5-52.6-38.3-12.1秒をマークした。

【相沢郁調教師のコメント】
「久々になりますが、ここを目標に仕上がりは良いですよ。ひと夏越えて馬が成長してきましたし、全体的にしっかりしてきました。最終追い切りの動きも良かったです。経験を積むごとにゲートの出も良くなってきましたが、以前はゲートが良くなかったのでこの中間も練習しています。距離は1800くらいまで守備範囲だと思いますし、マイルも良いですね」

●前走、中京記念10着のキャンベルジュニア(牡7、美浦・堀厩舎)は、石橋脩騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F67.4-51.0-37.7-12.2秒をマークした。

【森助手のコメント】
「休み明けで1週前までは動きが重めでしたが、最終追い切りはジョッキーに確認してもらって良い動きを見せていますし順調にきています。近走は結果が出ていませんが体の具合がもうひとつという感じでしたし、今回は体調が良いので何とか巻き返してもらいたいです」

●前走、新潟記念10着のレイエンダ(牡4、美浦・藤沢和厩舎)は、杉原誠人騎手を背に(レースではスミヨン騎手が騎乗予定)南ウッドチップコースで追われ、5F68.6-53.6-39.6-12.9秒をマークした。

【津曲助手のコメント】
「前走は道中で前にいた馬の微妙な動きを気にして、リズム良く走れず全く力を出せずに終わってしまいました。前走は新潟で馬場が硬かったですけど、今回はエプソムカップを勝った東京に戻りますしマイルも問題ありません。ここでも能力は上位ですし、通用すると思っています」