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【エリザベス女王杯】至って順調!世界を見据えるラヴズオンリーユー
2019/11/6(水)
6日、エリザベス女王杯の追い切りが栗東トレセンで行われた。
前走オークス1着のラヴズオンリーユー(牝3、栗東・矢作厩舎)は栗東坂路で最終調整。4F55.3-40.5-26.2-13.1秒をマークした。追い切り後に行われた共同会見での矢作芳人調教師のコメントは以下のとおり。
【矢作芳人調教師のコメント】
■前走オークスを振り返って
忘れな草賞を使ってから少し上昇していたので、まあまあ結構自信はありましたし、期待通りのレースぶりだったと思います。
■経験のない多頭数だったが
特に問題はありませんでした。それよりも東京への輸送とかそういう部分など課題はあったと思いますが、色々と工夫したこともあり、全てクリアしてくれました。
■現在の一番の長所
よく「足の速いところ」と言っていますが、瞬発力ではないでしょうか。
■この中間の過程
秋華賞自体が調整過程上ギリギリだったので、まあ蹄の炎症というのは本当に一過性のもので2,3日のものですけれども、入厩直前にそれがあったので、ちょっと迷ったんですけれども、「ここはやめるべきだ」と判断しました。その後は非常に順調で、まああまり普段順調ではない馬なので、とにかくここ1カ月入厩後、非常に順調に予定通りの調教メニューをこなせたということが何よりだと思っています。
■他の馬と比べて調整は難しいのか
いやいや、どの馬も難しいですから。そんなに「あの馬だから」というのは無いですけれども、ちょっとアクシデントが多いなとは思いますね。
■1週前追い切りについて
動きは素晴らしかったと思います。本当に走るなと、素質の高さを感じた動きでした。
■最終追い切りの内容
「55秒、馬なり。息を整えるだけで、鞍上はなにもリアクションを起こさなくていいから」という指示で、指示通りの追い切りだったと思います。
■追い切り直後の馬の状態
いや、まだ確認できていません。本当にまだ追い切りが終わったばかりなので。
■春から大きく変わった部分
変わったのは、やはり馬体ですね。いい筋肉がついてひと回り大きくなりましたし。昨日の時点での馬体重が480キロ、この後レース、輸送その他で減ったとしても、大体+20キロくらいで出す計算になると思いますが、それでいいと思っています。
■しっかりとこの秋は実になっているということですね
そうですね。飼い葉食いが春に比べるとずいぶん良くなってきたので、その点では楽ですね。
■京都外回り2200mについて
初距離ですが1600mで勝ち1800mで勝ち、2000mで勝ち2400mで勝ち、それで2200mと。イメージとしては、すごく合っているんではないかと思っています。
■去年リスグラシューで勝ち連覇がかかり、思い入れが強いのでは
連覇どうこうはあまり意識していませんが、やはりこれからラヴズオンリーユーも古馬になって、リスグラシューのような存在になれる器だと思ってますし、そのステップとしてこのレースを勝てたらいいなというふうに考えています。
■世界を意識できる走りができればということですね
そうですね、やはりもっともっと上を見ているので。そういう走りを期待しています。
■ファンへのメッセージ
休み明けということで心配されている方も多いと思いますが、ウチとしては早めに帰厩させて、実にその後順調に来ましたので、彼女の能力は出してくれるんじゃないかと思っています。応援よろしくお願いいたします。
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