【プロキオンS】人気も実績も関係なし!毎年好走を繰り返す『3つの条件』をクリアした馬は?

初重賞制覇を狙うダノンフェイス

初重賞制覇を狙うダノンフェイス


梅雨時の競馬は馬場の悪化など不安定な材料が多く、よく荒れるイメージがありませんか?今年は阪神で行われるプロキオンステークス(G3)では、毎年好走を繰り返している『黄金パターン』が存在します!

それは、最終追い切りを「栗東坂路で行っていた」馬。なんと過去5年で3着以内に入った15頭のうち11頭も該当しています。

▼最終追い切り「栗東坂路」の好走例

2019年
2着 ミッキーワイルド  12.1秒 単走 馬なり
3着 ヴェンジェンス   12.3秒 単走 馬なり

2018年
1着 マテラスカイ    12.4秒 単走 馬なり
3着 ウインムート    12.2秒 単走 馬なり

2017年
3着 ブライトライン   12.5秒 単走 強め

2016年
2着 ニシケンモノノフ  12.0秒 単走 一杯
3着 キングズガード   12.1秒 単走 強め

2015年
1着 ベストウォーリア  12.3秒 先着 一杯
2着 コーリンベリー   12.4秒 単走 馬なり
3着 キョウワダッフィー 12.3秒 先着 強め

この中でも好走が目立つのは「単走」で「ラスト1ハロンが12秒5より速い時計」を出した馬。毎年1頭は3着以内に入っています。

短距離戦は坂路調教馬が強い傾向にあります。さらにこのレースは輸送距離が短い栗東組が有利です。特に余力を残した内容で、最後まで確かな脚を使えている好調馬が結果を出していると考えられます。舞台が中京から阪神へと変わっても不変の好走条件でしょう。

今年、3つの好走条件を満たす馬は、

ダノンフェイス 12.2秒 単走 馬なり
レッドルゼル  12.2秒 単走 馬なり

以上2頭のみ。どちらも2週連続の不良馬場での追い切りでもしっかりと動けており元気一杯、見逃せません!