【セントライト記念】毎年来る!菊花賞トライアルだから発生する『特注条件』をクリアしたのは!?

ダービー大敗からの巻き返しを狙うサトノフラッグ

ダービー大敗からの巻き返しを狙うサトノフラッグ


セントライト記念(G2、中山芝2200m)では、菊花賞トライアルならではの『特注条件』があります。

その条件とは、最終追い切りを「ウッドコース」で行っていたこと。過去5年の3着以内馬15頭全てが該当しており、例外はありません。

長距離G1の前哨戦だけに、坂路より長い距離の調教を行うことができるコースでの追い切りを選択する陣営が多いのは必然。中でも「併せ馬で先着」した馬は毎年1頭は3着以内に入っており、2018年は1~3着を独占しました。

▼「最終追いウッド」「併せ馬で先着」の好走例(過去5年)

2019年
2着サトノルークス   栗東CW 先着

2018年
1着ジェネラーレウーノ 美浦南W 先着
2着レイエンダ     美浦南W 先着
3着グレイル      栗東CW 先着

2017年
2着アルアイン     栗東CW 先着

2016年
2着ゼーヴィント    美浦南W 先着

2015年
2着ミュゼエイリアン  美浦南W 先着
3着ジュンツバサ    美浦南W 先着

レースに近い距離で本番さながらの調教を行い、抜群の動きを見せている好調馬が結果を残しているのは頷けるところです。

今年「最終追いウッド」「併せ馬で先着」の該当馬は、下記の3頭です。

ガロアクリーク 美浦南W 先着
66.1-51.5-38.2-12.7 馬なり

サトノフラッグ 美浦南W 先着
65.6-50.8-37.7-12.0 馬なり

ダノンファスト 美浦南W 先着
70.5-54.1-40.4-12.8 馬なり

中でも注目はサトノフラッグ。先週から戸崎騎手が自ら稽古をつけて抜群の動きを見せており、間違いなく絶好調です!