地方歴代4位の4700勝、船橋の桑島孝春騎手が引退

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船橋の桑島孝春騎手(石井勝男厩舎)が現役を引退する事となった。

桑島孝春騎手は、55年1月31日生まれ、北海道出身。71年にデビュー。これまでにジャパンダートダービーを除く、南関東クラシック全競走を制覇。85年のジャパンカップでロッキータイガーに騎乗し、シンボリルドルフの1.3/4馬身差の2着に健闘、ステッキで円を描くように回転させるムチさばき「水車ムチ」は、今でもファンの語り草となっている。

また、通算成績は史上4位、現役では石崎隆之、的場文男騎手に次ぐ勝ち星を挙げている。6日終了時点の成績は地方40171戦4712勝

本日(7日:発走時間は16時50分)の最終レースが船橋競馬場のファンの前で披露する最後の勇姿となる。また、12レース終了後にはウィナーズサークル(雨天:雨天時用ウィナーズサークル)にて、ファンの方々へ桑島孝春騎手より感謝の挨拶が行われる事となった。

尚、正式な引退式などについては後日発表される。

桑島孝春
(くわじま たかはる)
初騎乗:1971年10月17日船橋競馬第7競走(ミスエメラルド)7着
初勝利:1971年10月19日船橋競馬第6競走(ヤマアラシ)9戦目
生涯成績:40177戦4712勝
主な重賞勝ち鞍:
85年帝王賞(ロッキータイガー)
88年帝王賞(チャンピオンスター)
93年東京ダービー(プレザント)
97年東京プリンセス賞(ミスジュディ)
00年東京ダービー(ヒノデラスタ)など86勝
成績は5月7日終了時点で、全て地方競馬のもの