【神戸新聞杯】シャフリヤールと一緒に来ても好配当!? 前哨戦ならではの「穴パターン」に合致した激走候補

得意の中山2200mで一発を狙うイクスプロージョン

得意の中山2200mで一発を狙うイクスプロージョン


今年の神戸新聞杯(G2、中京芝2200m)は、日本ダービー馬シャフリヤールに人気が集中しそうなメンバー構成。

しかも10頭立て。「今年は堅いだろう」と思っているファンの方も多いでしょう。

でも、ちょっと待ってください。今年と同じく中京芝2200mで行われた昨年は、14番人気の爆穴ロバートソンキーが3着に激走!

勝ち馬は上位人気でも、2~3着に伏兵馬の台頭する年も珍しくないレースです。

過去10年で激走した穴馬の戦績を詳しく調べると、6頭中4頭が「2勝クラスからの格上挑戦馬」でした。

▼2勝クラスから格上挑戦で激走した穴馬(過去10年)
20年3着 ロバートソンキー(14人気)
15年3着 トーセンバジル(7人気)
14年3着 トーホウジャッカル(9人気)
12年2着 ロードアクレイム(8人気)

2勝クラスの馬が菊花賞(G1)に出走するには、神戸新聞杯で1~3着に入って優先出走権を獲得する必要があります。

そのため実績では劣っても勝負度合いは高く、14年3着で優先出走権を得たトーホウジャッカルは当時2勝クラス在籍のまま菊花賞に出走。見事なレコードでG1を勝利しました。

今年の神戸新聞杯で2勝クラスからの格上挑戦馬は、イクスプロージョン、シゲルソウサイ、モンテディオの3頭。

その中でもイクスプロージョンは、今年の神戸新聞杯の舞台となる中京芝2200mで3戦して全て馬券内。得意コースに替わり、上位勢に割って入る可能性を秘めた激走候補です!(データ分析班・西谷)