【みやこS】荒れるダート重賞!2つの「激走パターン」に当てはまる注目の穴馬

鋭い末脚に定評があるニューモニュメント

鋭い末脚に定評があるニューモニュメント


みやこS(G3、阪神ダ1800m)は、かなり荒れるダート重賞です。

阪神開催だった昨年も、9番人気のエイコーンが3着に入って好配当を演出。19年には1着から順に7番人気→10番人気→6番人気で決着して大波乱となりました。

荒れる要因の1つに、先行争いが激しくなりやすいことが挙げられます。

基本的にダート戦は先行有利なので、重賞レベルでは強力な先行馬が集結。展開が結果を大きく左右します。

昨年穴を空けたエイコーンも4角8番手から差してきた馬で、前走のシリウスSでもメンバー3位の上がりをマークしていました。

また、もう1つ注目すべきポイントが「年齢」です。

近年は5歳以上の活躍が目立ち、17年以降に馬券になった9頭(18年は施行なし)はすべて5歳以上の馬でした。

ダートの中距離戦はパワーやスタミナが重要。成長期真っ只中といえる4歳馬のスピードよりも、馬体が完成した5歳以上のパワーが有利に働くと見ていいでしょう。

▼「前走上がり3位以内」「5歳以上」の好走馬(過去3年)
17年2着 ルールソヴァール(9人気)
19年1着 ヴェンジェンス(7人気)
19年2着 キングスガード(10人気)
19年3着 ウェスタールンド(6人気)
20年3着 エイコーン(9人気)

高齢馬は年齢を軽視されやすく、人気的にも妙味が生まれやすいのが特徴です。

今年の出走馬で「前走上がり3位以内」「5歳以上」の条件を満たしているのは……

ロードブレス(前走上がり3位、5歳)
ニューモニュメント(前走上がり2位、5歳)

の2頭です!いずれも末脚には定評があり、今回は人気薄が濃厚。前が速くなれば展開に乗じて突っ込んでくる可能性も十分にありそうです!(コース適性分析班・大宮)

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