【セレクトセール2022】2日目も3億円超え4頭を含む過去最高額を更新!

セレクト

3億2000万円で取引されたシャンパンエニワンの2022

7月12日(火)、北海道苫小牧市のノーザンホースパークにてセレクトセール2022の当歳セッションが行われ、従来の最高額となる2021年の109億2300万円を大きく上回る総売上128億9250万の大盛況となった。

さらに前日の1歳セッションと合わせた2日間の総売上も、従来の21年にマークした最高額225億6100万円から約14.1%増となる257億6250万円。落札率は95.3%で、1頭あたりの平均は5730万円だった。

・高額落札馬ベスト5
1位 3億2000万円
シャンパンエニワンの2022(牡、父ドゥラメンテ)
2位 3億2000万円
アウェイクの2022(牡、父ブリックスアンドモルタル)
3位T 3億円
ラルケットの2022(牡、父サートゥルナーリア)
3位T 3億円
モシーンの2022(牡、父エピファネイア)
5位 2億8000万円
シーズアタイガーの2022(牝、父エピファネイア)

セレクト

シャンパンエニワンのの2022

高額落札馬第1位はシャンパンエニワンの2022。購買者はレッドホース、販売者は吉田俊介。父は当歳が最後の世代となるドゥラメンテ。母のシャンパンエニワンは19年にガルフストリームパークオークス(米G2)などを制している。

セレクト

アウェイクの2022

第2位はアウェイクの2022。"ショウナン"の冠名でお馴染みの国本哲秀氏が3億1000万円で落札した。近親は21年神戸新聞杯など重賞2勝のステラヴェローチェで、半兄アウェイクの2021(父エピファネイア)は11日の1歳セッション3位となる2億5000万円で金子真人ホールディングスに落札された。

セレクト

ラルケットの2022

第3位は3億円で2頭が並んだ。まず1頭目がラルケットの2022。半兄ステルヴィオは18年G1マイルCSなど重賞を2勝。こちらも半兄ラルケットの2021(父レイデオロ)を落札した金子真人ホールディングスが、11日1歳セッション4位タイとなる2億2000万円で落札している。

セレクト

モシーンの2022

2頭目はモシーンの2022。購買者はヴィル、販売者は(有)ノーザンレーシング。母のモシーンは豪州でG1を4勝。半姉のプリモシーンはマイル重賞を3勝。この馬も11(日)の1歳馬セッションで半兄モシーンの2021(父モーリス)を、ダノックスが当日最高価格となる4億5000万円で落札している。

セレクト

シーズアタイガーの2022

5位はシーズアタイガーの2022。"スワーヴ"の冠名でお馴染み(株)NICKSが2億8000万で落札した。母シーズアタイガー013年のデルマーデビュタントS(米G1)の勝ち馬で、半兄ダノンザタイガー(父ハーツクライ)は20年セレクトセール当歳セッション2位となる2億7000万でダノックスに落札されている。