【ドバイワールドC】7年続けて好走中!過去最多8頭の日本馬が参戦「国際ダートG1」攻略法

サウジCから連勝を狙うパンサラッサ

サウジCから連勝を狙うパンサラッサ


今年は過去最多となる8頭の日本馬が出走するドバイワールドカップ(G1、メイダン競馬場ダ2000m・日本時間3月26日1時35分発走)

しかし、ワールドカップはドバイの馬券発売対象レースで1、2位を争うほど、日本馬が苦戦しているレースでもあります。

▼ドバイWCの日本馬成績(過去7年)
[0-1-1-8]複勝率20%

●22年
3着 チュウワウィザード(3人気)

●21年
2着 チュウワウィザード(4人気)

●20年
感染症対策により開催中止

●19年
日本馬の出走なし

●18年
6着 アウォーディー(6人気)

●17年
5着 アウォーディー(2人気)
8着 ラニ(7人気)
9着 アポロケンタッキー(5人気)
14着 ゴールドドリーム(4人気)

●16年
9着 ホッコータルマエ(10人気)

●15年
5着 ホッコータルマエ(4人気)

現在のダート2000mに戻った2015年以降、ドバイワールドCで馬券に絡んだ日本馬は2021年2着、22年3着チュウワウィザード1頭のみ。そのほかは当時の国内ダート最強馬が毎年のように挑戦するも、海外勢の高い壁に跳ね返されてきました。

また補足として2011年にドバイワールドCを勝ったヴィクトワールピサの2010~14年は、芝馬に比較的有利なオールウェザーコースを使用。今年と同じダート戦で馬券に絡んだのは、2001年2着トゥザヴィクトリーまで遡らなければなりません。

苦戦する日本馬とは対照的に活躍が目立つのが米国馬です。オールウェザーからダートに戻ってから過去7年で4勝を挙げていて、2017年の1~3着独占を始め毎年1頭は馬券に絡んでいます。

芝レースが中心の日本とは異なり、米国はダート競馬が主流。例年11月に行われるブリーダーズカップもドバイと同じくダ2000mで行われるなど、お国柄の違いもあってダート競馬のレベルが高いのが特徴です。

そして今年出走する米国馬の大将格が昨年のドバイワールドC勝ち馬で、連覇がかかるカントリーグラマー。前走のサウジCでは日本馬パンサラッサの2着に敗れたものの、アメリカ勢が強いドバイワールドCに替わり逆転のチャンスは十分でしょう。

過去の傾向を振り返ると「米国>日本」の力関係となるドバイワールドカップを、365日馬券と戦う男・佐藤ワタルさんはどうジャッジするか?

地方競馬だけに留まらず、主要各国の海外競馬にも精通する佐藤ワタルさんのドバイ予想は、地方海外攻略コラム『内ラチの上を走れ!』で公開中です!