【ユニコーンS】断然1番人気に推されたバーディバーディが圧勝!

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10年6月6日(日)、3回東京6日目12Rで第15回 ユニコーンステークス(GⅢ)(ダ1600m)が行なわれ、松岡 正海騎手騎乗の1番人気・バーディバーディが優勝。勝ちタイムは1:36.6(良)。

2着には2.1/2馬身差で2番人気・バトードール(牡3、栗東・池江寿厩舎)、3着には6番人気・サンライズクォリア(牡3、栗東・石坂厩舎)が続いて入線した。

レースはスタート直後にコスモセンサーが落馬。先手をとろうとしたアースサウンドらが、先頭集団に進出した空馬のアオリを受けるようなところはあったが、 バトードール、ココカラ、バーディバーディらが先行。最終コーナー付近で馬群が縮まると、バトードール、バーディバーディらが抜け出す。 しかし、懸命にステッキを入れているバトードールを尻目に、バーディバーディはステッキを入れることなく並びかけると、最後はアッサリと後続を突き放した。

勝ったバーディバーディは、昨年の11月にデビュー。デビュー戦は芝のマイル戦で6着に敗れたが、続く未勝利戦をダート戦で快勝。今年に入ってからも、はこべら賞、好メンバーが揃ったヒヤシンスSを連勝。その後、芝の2戦では奮わなかったが、交流重賞の兵庫チャンピオンシップを完勝。ダート戦線では世代トップクラスの実績を残している。

同馬は近親にアメリカで重賞勝ちなど10勝したカントリーハイドウェイ。GⅠ2勝の曽祖母・メイプルジンスキーはいる血統。馬主は里見 美惠子氏、生産者は新ひだかの千代田牧場。馬名の意味由来は「バーディ(ゴルフ用語)」。

騎乗していた松岡 正海騎手は本レース初勝利でJRA重賞は通算16勝目。管理する池江泰郎調教師も本レースは初勝利。JRA重賞通算67勝目。なお、2着に池江泰寿調教師の管理馬が入り、池江親子のワン・ツー・フィニッシュになった。

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バーディバーディ
(牡3、栗東・池江郎厩舎)
父:ブライアンズタイム
母:ホームスイートホーム
母父:Seeking the Gold
近親:カントリーハイドウェイ
通算成績:9戦5勝
その他の重賞勝利:10年兵庫チャンピオンS(G2)



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