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勝利コメント&研究員の目【6/13・東京6~12R】
2010/6/14(月)
―勝利コメント&研究員の目―
≪6/13・東京6~12R≫
●東京6R 3歳500万下(芝1600m)
1着 ダイワアセット(後藤浩騎手)
「前走あたりから精神面が安定してきたので、確実に勝つための方策を考え、自信を持って臨んだよ。やっと力を出し切れた」
2着 ウインドジャズ(吉田隼騎手)
「上手に競馬ができますし、いい差し脚がありますね。先々も楽しめる馬」
3着 サウンドバラッド(内田博騎手)
「よくがんばっているけど、最後は切れ味の差。外枠のほうが良かったかな。馬場状態を考え、3、4コーナーは外目を回し、直線はインを突いたのだが」
4着 テーブルスピーチ(四位騎手)
「今日はイレ込みがひどくなく、ゲート内も我慢してくれた。いいレースができたが、両サイドを囲まれると、まだちょっと躊躇するね」
・安全策を取りながら快勝したところから考えても、能力の高さは際立っていた。ここを勝つまでに時間がかかったが、順調さを取り戻した今なら上に行っても即通用するだろう。
●東京7R 4歳上500万下(芝1800m)
1着 シャイニータイガー(江田照騎手)
「内枠だった分ゲートを出てから押していったが、そこからはスムーズに流れに乗れたね。終いもいつもどおり伸びてくれました」
2着 ガンズオブナバロン(内田騎手)
「今日は末脚を生かすレースをしました。それに応えて直線ではしっかり伸びてくれました。こういう乗り方がいい馬だね」
・馬場の悪い内枠からの競馬も苦にせず、ゲートも決まり文句なしの内容。6月が旬のステイゴールド産駒であり、休養を取らないようなら次も好走が期待できる。ガンズは夏の新潟で勝てそうだがいつも人気を背負うだけに…。
●東京8R 4歳上500万下(ダ1400m)
1着 シンクロナイザー(宮崎北騎手)
「今回から舌を縛ったんです。効果がありました。距離短縮というより、直線の長いコース形態がこの馬向き。次開催は降級し、もう1回500万ですし、久々でこの勝利。上積みも見込めますよ」
2着 スマートキャスター(柴山騎手)
「最後は差し返し、よしと思ったのに。悔しいね。ここにきて安定してきたし、いろいろな競馬ができる。いずれチャンスはあるよ」
5着 パープルマジック(三浦騎手)
「いいところで外に出せ、勝ちパターンだったが、落鉄していた。それでも伸びようとしていて、根性がある」
7着 エフティレガシー(松岡騎手)
「外枠の不利が大きい。コースロスがあったからね。力を付けているし、走ってくる馬だよ」
・まさかの激走。舌を縛って集中力が出た効果は相当に大きかったようだ。次走は降級かつ叩き2戦目なので、人気でも狙いたいところ。
●東京9R エーデルワイスS(芝1600m)
1着 ソウルフルヴォイス(田村調教師)
「当初よりクラシック出走を意識させた素材。ずば抜けたエンジンに体が伴わず、春は大きな舞台に間に合いませんでしたが、今後のために負けられないくらいの気持ちで臨みました。牡の強豪が相手でしたし、距離が1ハロン短いかなという懸念も吹き飛ばしてくれましたね。外に出さないと伸びない馬場だけに、この枠でジョッキーもきつかったと思います。勝ててほっとしましたし、希望がふくらみますね。次走は未定ですが、秋華賞から逆算したローテーションを組んでいきます」
2着 レディアルバローザ(福永騎手)
「行きたがる面も見せず、スムーズな競馬ができた。馬場のいいところを通れたしね。ただ、抜け出すのが早すぎてひるんでしまった」
3着 バシレウス(蛯名騎手)
「ここで負ける馬じゃないのに、最後は脚色が一緒になった。ずっと強いところと戦ってきたからね。少し疲れがあるのでは」
4着 モンテフジサン(中舘騎手)
「馬場の悪いところを避けながら、上手な競馬ができた。バシレウスの後を追って伸びたんだけど」
11着 マイネルマルシェ(松岡騎手)
「こんな馬じゃないんだけどね。いい位置を取れたし、特に敗因も思い浮かばない」
・コメントの長さからも師の期待の大きさが十二分に表れていることがわかる。このメンバーで、休養明け、内枠からのレースで勝ったことからも能力の高さは確かなもの。秋華賞でアパパネの3冠に待ったをかける最右翼になれそうだ。
●東京10R ジューンS(芝2400m)
1着 マイネルアンサー(三浦騎手)
「今回からハミを替えた効果があり、とても乗りやすかった。根性があるのはわかっていたので、1頭ぶんしかない狭いところを突いたんだ。うまくいったよ」
2着 スリーオリオン(内田博騎手)
「並んでいれば違ったんだろうが、力は出せたと思う。実力馬でも、時には負けることもあるよ」
3着 セタガヤフラッグ(江田照騎手)
「止めるところがある馬。道中で余計なことはせず、できるだけ動かないでいた。それがうまくいったし、もともと力はあるんだ」
5着 フィニステール(松岡騎手)
「乗り味はすごくいい。4コーナーから徐々に仕掛けていったが、想像よりも伸び切れなかった」
6着 エフティイカロス(蛯名騎手)
「この馬には距離が長い」
・ハミ替えでここまで激走するのもビックリだが、洋芝の札幌で激走歴があったように、力の要る馬場状態もピッタリマッチしたのだろう。おそらく馬場が荒れ始めるころの函館、札幌で再度好走が期待できるのでマークしておきたい。
●東京12R 4歳上1000万下(ダ1400m)
1着 フヨウ(田辺騎手)
「折り合いだけに注意して乗りました。後藤騎手からもスムーズな競馬に専念するよう教わっていたので、うまく折り合えたぶん脚がたまったんだと思います。うまくいきました」
3着 ギンザナイト(三浦騎手)
「止めるところがある馬。道中で余計なことはせず、できるだけ動かないでいた。それがうまくいったし、もともと力はあるんだ」
5着 マイプラーナ(四位騎手)
「馬ごみはダメなので、大外に出して乗ってほしいと指示されていました。直線に向いて外に出そうとしたんですけど、外からいろんな馬がきたり、一度下げるロスもあって大変でした。そういった意味で、内枠も厳しかったですね」
・単勝万馬券!田辺騎手は無欲の追いこみでドカンと穴をあけることが本当に多い。それにしてもここまで伸びるとは…。
by 研究員サトナカ
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