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研究員ヤマノの重賞回顧
2007/7/17(火)
7/15日(日)、新潟競馬場で行われた、サマースプリントシリーズ第2戦・アイビスサマーダッシュ(3歳上、G3・芝1000m)は、中団からレースを運んだ村田一誠騎手騎乗の13番人気サンアディユ(牝5、栗東・音無秀孝厩舎)が、ゴール前鋭く差し脚を伸ばして、1番人気ナカヤマパラダイスを1/2馬身退けて快勝。
勝ちタイムは55秒1(重)。さらにクビ差の3着には5番人気クーヴェルチュールが入線した。
スタートが切られるや否や、各馬一斉にハナを争う激しい展開となった。 まず先手をとったのは、ジョイフルハート、ナカヤマパラダイス、アイルラヴァゲイン等の人気馬。
残り400mを過ぎたあたりでジョイフルハートが抜け出しにかかるも、ナカヤマパラダイス、クーヴェルチュールが容易にはそれを許さず、ゴール前は大混戦となった。
ナカヤマパラダイス、クーヴェルチュール、アイルラヴァゲインの三つ巴の決着となるかと思われたところ、人気どころを尻目にサンアディユが馬場中央から鋭く伸びて、そのまま快勝した。
これは私個人的には、何とも頭を抱えたくなる痛恨の結末である。
なぜなら、先週の当欄で書いた自らの反省点が全く生かせなかったからだ。
あれだけ注意が必要だと警鐘を打ち鳴らしていた“好内容の調教を見せていた馬”。
その中の一頭がサンアディユだったのだ。
サンアディユは休み明けの京葉Sでは12着と大敗していたが、先週の追い切りでは栗東坂路で6番時計を記録していた。
これだけでも注意しなければならないのに、さらに“このコースで有利な7枠”、“牝馬”と激走条件に当てはまる要素も満たしており、頭からは買えずとも、少なくとも押さえには必要な馬だったことに気が付く。
以下は先週の当欄の文末である。
…『“好内容の調教を見せていた馬”が、得てして穴をあけることが多い。
調教内容を全て鵜呑みにすると痛い目を見ることもあるが、馬券術としては調教が良かった馬は必ず抑えておく必要があるだろう。
たかが稽古といって侮ってはいけない。
固定観念や偏見にとらわれず、それまでの成績を度外視して馬券を購入しておこう。
実績とかにこだわりすぎると、なかなか穴馬券は買えるものではない。』…
そう再認識させられた今回のレースの結末だった。
勝ちタイムは55秒1(重)。さらにクビ差の3着には5番人気クーヴェルチュールが入線した。
スタートが切られるや否や、各馬一斉にハナを争う激しい展開となった。 まず先手をとったのは、ジョイフルハート、ナカヤマパラダイス、アイルラヴァゲイン等の人気馬。
残り400mを過ぎたあたりでジョイフルハートが抜け出しにかかるも、ナカヤマパラダイス、クーヴェルチュールが容易にはそれを許さず、ゴール前は大混戦となった。
ナカヤマパラダイス、クーヴェルチュール、アイルラヴァゲインの三つ巴の決着となるかと思われたところ、人気どころを尻目にサンアディユが馬場中央から鋭く伸びて、そのまま快勝した。
これは私個人的には、何とも頭を抱えたくなる痛恨の結末である。
なぜなら、先週の当欄で書いた自らの反省点が全く生かせなかったからだ。
あれだけ注意が必要だと警鐘を打ち鳴らしていた“好内容の調教を見せていた馬”。
その中の一頭がサンアディユだったのだ。
サンアディユは休み明けの京葉Sでは12着と大敗していたが、先週の追い切りでは栗東坂路で6番時計を記録していた。
これだけでも注意しなければならないのに、さらに“このコースで有利な7枠”、“牝馬”と激走条件に当てはまる要素も満たしており、頭からは買えずとも、少なくとも押さえには必要な馬だったことに気が付く。
以下は先週の当欄の文末である。
…『“好内容の調教を見せていた馬”が、得てして穴をあけることが多い。
調教内容を全て鵜呑みにすると痛い目を見ることもあるが、馬券術としては調教が良かった馬は必ず抑えておく必要があるだろう。
たかが稽古といって侮ってはいけない。
固定観念や偏見にとらわれず、それまでの成績を度外視して馬券を購入しておこう。
実績とかにこだわりすぎると、なかなか穴馬券は買えるものではない。』…
そう再認識させられた今回のレースの結末だった。

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