ヘッドライナーは函館SS、コスモセンサーはJDDへ

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●CBC賞は激しい雨が降るなかヘッドライナー(セン6、栗東・西園厩舎)が持ち前のスピード存分に生かして1着でゴール、重賞初制覇を飾った。
「爪の形を見ても道悪はこなせると思っていた。あそこまで馬場が悪くと内・外もあまり関係がない。ウチの馬はピッタリと1200mを回ってきたから天候に感謝だね」と西園師は勝因を口にした。
これで次走は7月4日の函館SS(GⅢ)に向かうことが決定。サマースプリント戦線へ名乗りを挙げる。

●また同厩舎でエプソムCでハナ差の2着に泣いたシルポート(牡5、栗東・西園厩舎)。
ヘッドライナーとのダブル重賞制覇とはならなかったが、一戦毎の地力強化は確実。
「こっちは残念だったが、相手はGⅠホース。仕方がない」と同師は最低限(2着まで賞金加算)の走りに納得した表情を浮かべる。秋は天皇賞(秋)を最大目標に調整していく方針。

●ユニコーンSは無念の落馬で競走を中止したコスモセンサー(牡3、栗東・西園厩舎)。
レース後に異常は見られず、このあとは7月14日に大井競馬場で行われるジャパンダートダービー(JpnⅠ)へ向かうことになった。

「幸い馬に怪我がなくて良かった。オーナーからもぜひ使って欲しいとの要望があったので出走させることにした。改めてダートの適性を見てみたい」と陣営は意気込む。