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【共同通信杯】現在9連敗中!「圧倒的1番人気」でも絶対的存在ではない確信の根拠
2024/2/9(金)
19年共同通信杯で1番人気2着だったアドマイヤマーズ
近年は3歳牡馬クラシックの前哨戦として注目度が増している共同通信杯(G3、東京芝1800m)。
後に大レースで活躍した名馬を何頭も輩出しているレースながら、意外なことに過去10年で1番人気馬は1度しか勝っていないのをご存知でしたか?
[1-3-2-4]勝率10%
23年3着 ダノンザタイガー
22年2着 ジオグリフ
21年5着 ステラヴェローチェ
20年4着 マイラプソディ
19年2着 アドマイヤマーズ
18年7着 グレイル
17年3着 ムーヴザワールド
16年9着 ハートレー
15年2着 ドゥラメンテ
14年1着 イスラボニータ
(※過去10年)
1番人気で共同通信杯を勝ったのは2014年イスラボニータが最後。15年は後の牡馬クラシック2冠馬ドゥラメンテ、22年は次走で皐月賞を制すジオグリフなどのG1馬ですら2着に取りこぼしました。
また19年は朝日杯フューチュリティSを含む当時4連勝中のアドマイヤマーズが、7頭立ての少頭数でまさかの2着に敗退。その後はNHKマイルC、香港マイルなど芝1600mのG1戦線で活躍した名馬ですら、単勝1倍台に支持されながら勝てなかったのは要注目でしょう。
すでに実績がある馬にとって共同通信杯は同舞台の東京で行われる日本ダービーを視野に入れた「試走」の意味合いが強く、目標は先のため余裕残しの仕上げでの参戦が目立ちます。
例えば先ほど紹介した19年2着アドマイヤマーズは、前走から8キロ増となる478キロ。NHKマイルCを勝った時の馬体重が472キロでした。
今年、1番人気が予想されるジャンタルマンタルは、アドマイヤマーズと同じくデイリー杯2歳S、朝日杯フューチュリティSを連勝。3戦無敗とはいえ過去のレース傾向から人気ほど絶対的な存在とは言い難く、当日の馬体重に注意が必要となります。
逆に共同通信杯で活躍が目立つのは、「現時点で3歳牡馬クラシックに出走するには賞金が不足している格下馬」です。
具体例を挙げると23年2着タッチウッド(5人気)、22年1着ダノンベルーガ(3人気)は、どちらも当時新馬1戦1勝馬。21年1着エフフォーリア(4人気)も前走で1勝クラスを勝ち上がったばかりで、皐月賞に出走するには賞金加算が絶対条件の馬達でした。
上記のレース傾向を今年の出走馬に置き換えると、ジャンタルマンタル、エコロヴァルツなどの実績馬はやや割引。逆にミスタージーティー、ジャスティンミラノ、ベラジオボンド、フォスターボンドなどの格下馬は、総じて本気度が高い可能性大でしょう!
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「データマイスターST.pull」とは、注目重賞における過去の傾向を徹底検証。レース毎に異なる傾向を把握することにより、年間プラス収支を叩き出す競馬重賞データ予想のプロフェッショナル。
当然ながら冒頭で紹介した共同通信杯における「格下馬>実績馬」の傾向も完全把握。「データマイスターST.pull」が過去の傾向から導き出した自信の狙い馬は要チェックです!
記事・PR提供 馬券のミカタ
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