トピックスTopics
【フェブラリーS】実際に勝ったから分かる!名手アンカツが狙う確信軸馬と穴馬候補
2024/2/16(金)
アドマイヤドンでこのレースを完勝している安藤勝己さん
昨年の有馬記念もズバリ!2023年のG1戦線もヒット連発の「アンカツ」こと安藤勝己さんが、フェブラリーステークス(G1、東京ダ1600m)を元ジョッキーの視点から鋭く予想します!
アンカツさんは2004年アドマイヤドン、07年サンライズバッカスでフェブラリーSを勝利。今週も実際に勝ったレースだから分かる信頼度バツグンの予想にご注目ください!
- 直近の臨戦過程
昨年に続いて連覇がかかるレモンポップ、ドバイWC馬ウシュバテソーロを始め、ダート路線の有力馬が来週のサウジCに遠征。フェブラリーSとは賞金差が凄いから仕方ないことやけど、この傾向は来年以降も続くやろな。
そうなるとフェブラリーSは必然的に2・3番手グループの争い。チャンピオンズC、東京大賞典と続けて2・3着やったウィルソンテソーロ、ドゥラエレーデに、デビューから1度も連対を外していない新興勢力の4歳馬オメガギネスがどこまでやれるか。
先に結論から言うと、フェブラリーSは中距離馬の方が有利。それは過去の傾向からも一目瞭然や。
今回延長[4-3-3-61]複勝率14.1%
1600 [0-0-1-7]複勝率12.5%
今回短縮[6-7-6-60]複勝率24.1%
(※過去10年)
オレが2007年にサンライズバッカスでフェブラリーSを勝った時も、前走はダ1800m。アドマイヤドンにいたっては当時東京ダ2100mやったジャパンカップダートからのローテやからね?
フェブラリーSは1400mの根岸Sから参戦してくる馬もおるから意外と前が流れる。マイラーより中距離馬の方が乗りやすいで、直線の長い東京ダ1600mなら終いだけの競馬でも何とかなる。
ただ、今年の上位3頭やとウィルソンテソーロとドゥラエレーデは、東京大賞典は9頭立てで道中の流れも遅かった。2頭とも前に行って粘った形やし、あまりペースが速くなると大井ダ2000mからの距離短縮で追走に苦労するかもしれん。
逆にオメガギネスの京都ダ1800mからの臨戦過程は理想的や。2着に負けた東海Sは口向きの悪さを見せて引っ掛かったし、2走前に好時計で圧勝しとる東京ダ1600mに替わるのは間違いなく歓迎やろ。
馬券的に面白そうなのが上位3頭以外の馬やね。今年はメンバーが手薄と見て芝からの転戦組が目立つで、そのうち何頭かはさっき話した距離短縮馬や。芝スタートの東京ダ1600mなら乗り方次第でダート経験の少なさを補える可能性があるで、人気的にも穴候補はコレと違うか?
昨年の有馬記念もズバリ!アンカツさんのフェブラリーS最終結論は【アンカツG1予想】で公開中です!
(元JRA騎手)
この記事に取り上げられているレース
関連記事
- すべて
- 攻略レポート
- レース
- トピックス
- インタビュー
- 2024/4/28(日) 【青葉賞】伝説よ再び!キタサンブラックの弟シュガークン&武豊騎手が勝利
- 2024/4/28(日) 【ユニコーンS】エンジン全開で突き抜けた!ラムジェットが3連勝で重賞初制覇
- 2024/4/26(金) 馬術大会に出場します!!【高田潤コラム】
- 2024/4/26(金) 土日ともに京都で騎乗!天皇賞・春はドゥレッツァ、ユニコーンSはミッキーファイトとコンビ【戸崎圭太コラム】
- 2024/4/26(金) 【天皇賞・春】4戦続けてG1競走1~3着ズバリ!神予想連発アンカツの「戸崎圭太ドゥレッツァ」評
- 2024/4/26(金) 自厩舎の愛馬モアニとオークスの切符を掴みにスイートピーSに挑む!【永島まなみコラム】
- 2024/4/27(土) 【天皇賞・春】衝撃の2221万回再生!「騎手を目指して練習する少年動画」から浮上したサイン馬券
- 2024/4/26(金) 【天皇賞・春】皐月賞は7番人気コスモキュランダ推奨!「出走させる側」の視点で浮上する狙い馬