【新谷厩舎の中東遠征記】ドバイの今vol4

大雨で冠水したドバイの街

大雨で冠水したドバイの街


ビックリしました。

夜中に警報のアラームが鳴ったり「不要な外出を控えるように」とアナウンスがあったりした3月9日土曜日。 何回もドバイに来てますが初めてです。なめてました。ありえないくらいの大雨が降ったんです。

予報では夜中辺りから降る予報だったのですが、朝起きたらまだたいして降ってないし、これなら乗れるなぁと思い急いで乗る準備をして軽く乗って。

乗り終わるくらいにポツポツと降ってきてたのですが、リメイクを馬房に入れる頃には土砂降りで馬を洗うために外に出せないくらい。急遽馬房の前の通路で洗うことになったんです。

ドバイは馬房の前の通路も広く毎日水で流しキレイにできるようになっているので大丈夫なんですが、こっちで仕事を手伝ってくれるグルームの人たちから「早く帰れ、あとは俺たちがやっとくし」と言われたので、そこまでかぁ?と思いながらさっさと仕事を終わらせて帰ることにしたのですが‥‥

ドバイは太陽があってなんぼやって言う国やし、雨降るイメージがないじゃないですか?国自体もそこまで考えてないと思うんですよ。

だから僕の認識も甘かったのですが、道路の脇に排水溝みたいのがなく、いたるところで冠水ですよ。場所によれば子供プールの深さから足湯くらいの深さまであって、こんなんテレビでしか見たことないってくらいで。車を運転してなんとか帰ってきたんです。

このような状況のためトレーニングトラックは閉鎖されるし、明日の馬場状態次第では調教できないかも知れないのです。

人馬ともに良い休養になったとポジティブに考えて、どうするかリメイクと相談して楽しく過ごせたらなぁ、と思っている次第です。

それではまた。