【有馬記念】人間が見習わないといけない！？有馬記念に挑むハヤヤッコに迫る

2024/12/18(水) 

【中山＆京都金杯】金杯は東西とも厩舎の「調整力」がカギに！

提供：重賞トレンドジャッジ

白毛馬として初めて有馬に挑むハヤヤッコ

有馬記念
ハヤヤッコ
国枝栄調教師

——前走のアルゼンチン共和国杯を勝って、2022年函館記念優勝以来となる重賞3勝目を挙げました。レース内容を振り返ってください。

国枝調教師(以下、国):装鞍のときから馬に元気があって、やる気になっているなとは思いましたが、正直ビックリしました。終いもしっかり脚を使って、よく走ってくれたと思います。

——この中間の過ごし方を教えてください。

国:一旦放牧に出しました。オーナーと相談して次は有馬記念と決まったので、逆算して厩舎に戻しました。順調に調整できています。

——12/11(水)に行われた1週前追い切りの狙いと動きの評価をお願いします。

国:ある程度やろうかと思っていました。考えていた以上の時計が出ましたし、しっかり動けていて良い状態だと思います。

——3歳時のレパードステークス勝ちをはじめダート路線で好成績を収め、芝路線に戻してからも重賞2勝を挙げるなど息の長い活躍を見せています。先生はハヤヤッコにどのような印象をお持ちですか。

国:すごく楽しませてもらっていますね。丈夫で長い期間頑張ってくれていますし、芝、ダートといろんな条件で結果を残してきました。経験を積みながらコンスタントに良くなっていった、というよりは、ダートで厳しくなったので芝に戻したらまた走ったりと、掴みどころがないというか…。8歳になっても重賞を勝ったり、大したものですよ。人間が見習わないといけませんね。

——ハヤヤッコにとって3度目のG1挑戦です。レースに向けて意気込みをお願いします。

国:有馬記念はドリームレースでお祭り要素の大きいレースですからね。ハヤヤッコは前走頑張って走ってくれましたし、この華やかな舞台でまた良いところを見せてくれれば、と思っています。