【シルクロードS】過去10年で9勝!京都開催時の「最強枠」を引き当てた豪運ホース

2番枠を引いた快速馬ピューロマジック

2番枠を引いた快速馬ピューロマジック


突然ですが京都開催時のシルクロードステークス(G3、芝1200m)は、「1~4枠」に入った馬が激アツ!

論より証拠。中京芝1200mで行われた2021~23年を除く過去10年の枠順別成績をご覧ください。

▼シルクロードS枠順別成績
1~4[9-6-5-57]複勝率26.0%
5~8[1-4-5-79]複勝率11.2%
(※京都開催時の2012~20、24年)

興味深いことに京都開催時におけるシルクロードSは、過去10年で「1~4枠」に入った馬が9勝と圧倒的。また5~8枠の1勝も5枠で挙げたもので、当時は13頭立てでした。

基本的にシルクロードS開催時の京都では内ラチ沿いに仮柵が設置されるBコースを使用(今年は第1回開催のためAコース)。必然的に経済コースをロス無く立ち回れる1~4枠に入った馬が有利です。加えて変則日程のため開幕週に行われる今年は、内枠有利の傾向にさらに拍車がかかるかもしれません。

京都開催時のシルクロードSで有利な内枠の中でも注目は、過去10年で4勝を挙げている「1枠」でしょう。しかも①ペアポルックス、②ピューロマジックはどちらも前走で逃げており、脚質的に願ってもない絶好枠を引き当てました。

どちらも甲乙付け難い実力馬ながら、強いて1頭イチ押しを挙げれば昨年に同舞台のG3葵Sで直接対決を制した②ピューロマジックでしょう。当時は不利な大外枠から鮮やかに逃げ切り。内話有利のレース傾向と開幕週の馬場を味方に再度の逃亡劇が期待できます!