【エプソムC】復活を遂げたドゥラドーレスが一つ目のタイトルを取りに行く！

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重賞タイトルを狙うドゥラドーレス

重賞タイトルを狙うドゥラドーレス


エプソムC
ドゥラドーレス
宮田敬介調教師

——前走の小倉日経賞でオープン初勝利をあげました。レース内容を振り返ってください。

宮田調教師(以下、宮):屈腱炎での長期休養明けを1度使ってから、放牧を挟んで立て直して臨んだ一戦でした。元々すごく期待していた馬ですし、オープンの舞台で復活できたことを嬉しく思いました。

——今回エプソムカップを選択した意図は。

宮:屈腱炎で休養していましたし、慎重に脚元の状態と体調を見極めながら調整を進めていくなかで、ここが適した舞台だろうということで選びました。

——この中間の過ごし方を教えてください。

宮:前走後は放牧に出して、レースの1ヶ月前に帰厩して調整を進めています。

——5/1(木)に行われた1週前追い切りの狙いと動きの評価をお願いします。

宮:前走の状態が非常に良かったこともあって、今回はそれと比べると緩さを感じたので2週前、1週前とハードに追い切りました。1週前追い切りは、見た目には本当に良い頃と比べてトモの緩さを感じる部分もありましたが、目一杯に追って併入という形で思惑通りの負荷をかけられましたし時計も十分出ているので、これからまた上げていければと思います。

——前走時と比較して状態面はどのような印象をお持ちですか。

宮:まだ緩さが残っている感じがありますし、覇気も含めてフレッシュさが欲しいところではあります。

——先生が感じるこの馬のストロングポイントを教えてください。

宮:2歳の頃からすごく良いストライドで走れていましたし、トビが大きいなかでも回転数があるフットワークで、大きなところで活躍してくれそうだという期待を早い段階から持っていました。程よい前進気勢も持っているところも良いと思います。

——これまで東京コースでは3勝をあげています。改めて東京芝1800という舞台適性への見通しは。

宮:初戦を勝って、セントポーリア賞でも強い勝ち方をしていますし、文句なしの舞台だと思います。

——レースへ向けて意気込みをお願いします。

宮:ようやくまた重賞に挑戦できるところまで戻ってくることができて嬉しいです。元々すごく期待していて、これからもタイトルを重ねて取っていけるポテンシャルがあると思っていますし、まずはひとつタイトルを取れるようにしっかり調整していきます。