【新潟大賞典】出走機会5年続けて好走中!「1番人気馬19連敗中」の鬼門レースで光る1頭

荒れるハンデ重賞で初タイトルを狙うディマイザキッド

荒れるハンデ重賞で初タイトルを狙うディマイザキッド


新潟大賞典(G3、新潟芝2000m)は「1番人気馬」にとって鬼門のレース。

聞いて驚かないで下さい。なんと2006年のオースミグラスワンを最後に、勝利から遠ざかっているんです!

しかも昨年は23年セントライト記念の勝ち馬レーベンスティールが11着に大敗。当時は58キロのハンデを課せられていたとはいえ、次走のG3エプソムCでは59キロを背負い快勝、秋にはG2オールカマーを連勝しており、余計に新潟大賞典の結果は解せないところ。

ローカルのハンデ重賞という条件も重なり、能力だけで決まらないのが特徴。しかし、こんなレースだからこそ、誰もがうらやむ高配当馬券をGETするチャンスです!

ズバリ、馬券攻略のカギは「前走3勝クラスを勝った4歳馬」です。昨年は該当馬がいなかったものの22年2着カイザーバローズ(3人気)、23年2着セイウンハーデス(2人気)など、過去10年で出走機会5年続けて好走中なのをご存知ですか?

▼前走3勝クラスを勝った4歳馬の成績(過去10年)
[1-3-2-2]連対率50% 複勝率75%

●23年
2着 セイウンハーデス(2人気)

●22年
2着 カイザーバローズ(3人気)

●20年
2着 アトミックフォース(7人気)

●19年
1着 メールドグラース(7人気)
3着 ロシュフォール(1人気)

●17年
3着 メートルダール(1人気)

前走3勝クラス1着馬は必然的にオープンクラスへ昇級戦となるため、ハンデ戦の新潟大賞典では他馬より負担重量が比較的軽めに設定されるのがポイント!

事実、好走馬6頭は54~56キロの範囲内に収まっており、実績馬との斤量差を活かせる“恵ハンデ”が激走の源泉。その中でも前走を勝って勢いがある4歳馬が強いレースです。

しかも今年は昨年該当馬がいなかった反動か、「前走3勝クラスを勝った4歳馬」がサブマリーナディマイザキッドレガーロデルシエロと3頭も出走してきました。

いずれも甲乙付け難い存在ながら、あえて1頭に絞るとしたらディマイザキッドがイチ押し。

上記で紹介した好走馬6頭のうち半数の3頭が「東京芝2000mの3勝クラス1着馬」でした。直近のレースで新潟と同じ左回りの芝2000mで好走実績は大きなアドバンテージで、今年の新潟大賞典で最も注目すべき1頭と言えます!