【安田記念】出走馬格付けバトル!ソウルラッシュを抑えて総合1位に輝いた逆転候補

並み居る強豪を破って昨年優勝したロマンチックウォリアー

並み居る強豪を破って昨年優勝したロマンチックウォリアー


G1に出走予定の有力馬を項目別に格付け!

今回は6月8日(日)に行われる安田記念(G1、東京芝1600m)を「格」、「距離適性」、「東京コース実績」の3項目にスポットを当てて、注目馬をピックアップしていきます。

※項目ごとに1位(5ポイント)、2位(3ポイント)、3位(1ポイント)で加点。最後に3項目の合計得点による総合トップ3を発表します。

▼格トップ3
1位 ソウルラッシュ(5P)
→25ドバイターフ(G1)1着、24マイルCS(G1)1着など

2位 ジャンタルマンタル(3P)
→24NHKマイルC(G1)1着、23朝日杯FS(G1)1着など

3位 マッドクール(1P)
→24高松宮記念(G1)1着、23スプリンターズS(G1)2着など

1位はソウルラッシュ。何といっても、香港の英雄ロマンチックウォリアーを破ったドバイターフの走りは見事の一言に尽きます。昨年のマイルCSで初G1を獲得して以降充実したレースを見せている同馬は、実績的に一枚上のレベルにあるのではないでしょうか。

2位は昨年のNHKマイルCを制したジャンタルマンタル。同レースで破ったアスコリピチェーノが今年のヴィクトリアマイルを制していることから、如何にこの馬のレベルが高いかが分かるかと思います。3位はスプリントG1を勝っているマッドクールとしました。

▼距離適性トップ3
1位 トロヴァトーレ(5P)
→[4-1-0-0]連対率100%

2位 ウォーターリヒト(3P)
→[3-1-1-1]複勝率83.3%

3位 ソウルラッシュ(1P)
→[7-4-2-3]複勝率81.3%

1位はトロヴァトーレ。これまでマイル戦で1回しか敗れておらず、それもわずかハナ差での2着と勝ちに等しい結果でした。前走のダービー卿CTで重賞初制覇した勢いのまま大一番へ挑みます。

2位はウォーターリヒト。昨年のキャピタルSで1位のトロヴァトーレを破った実績が光ります。マイル戦で掲示板外となったのが昨年のNHKマイルCだけと、軸馬候補としても頼もしい1頭です。3位はメンバー最多の7勝を挙げているソウルラッシュとなりました。

▼東京コース適性トップ3
1位 ウォーターリヒト(5P)
→[3-0-0-1]連対率75%

2位 ブレイディヴェーグ(3P)
→[3-0-0-1]連対率75%

3位 サクラトゥジュール(1P)
→[4-2-0-3]連対率100%

1位はウォーターリヒト。2位のブレイディヴェーグと連対率が同じですが、直接対決となった東京新聞杯で先着している点を考慮してランク付けをしました。

僅差で2位となったブレイディヴェーグですが、東京コースを3勝しており、相性の良さは間違いなさそうです。3位には8歳となった今もなお、重賞戦線で活躍しているサクラトゥジュールが入りました。

▼総合トップ3
1位 ウォーターリヒト(8P)
2位 ソウルラッシュ(6P)
3位 トロヴァトーレ(5P)

なんと1位はG1馬ではなく、重賞制覇の勢いで大一番へ挑むウォーターリヒトとなりました。東京マイルに無類の適性が感じられる同馬がどんなレースを展開するのか非常に楽しみです。

一方で総合2位となったソウルラッシュですが、何といっても海外G1を制覇した馬という点は忘れてはいけません。日本のマイル王としてどんな競馬をして見せるのか、久々にコンビを組む浜中騎手の手綱さばきにも注目でしょう!