【七夕賞】驚異の馬券率6割!夏場の難解ハンデ重賞で無類の安定感を誇る軸馬候補

好調子で挑んだ23年に優勝したセイウンハーデス

好調子で挑んだ23年に優勝したセイウンハーデス


今年から開催順が入れ替わり、サマー2000シリーズ第2戦となった七夕賞(G3、福島芝2000m)

第1戦の函館記念は「10→6→14人気」で決まり、3連単69万馬券が飛び出す大波乱決着。同じく芝2000mのハンデG3七夕賞も例年ひと筋縄では行かないだけに、予想に頭を悩まされている方も多いのではないでしょうか。

逆にこんなレースだからこそ1頭信頼の置ける軸馬がいれば、的中馬券に大きく近づくことができるというもの。その筆頭候補となるのが未完の大器ドゥラドーレスです。

約2年に及ぶ休養期間があるため出世が遅れているものの、6歳を迎えた今期は2走前の小倉日経賞でオープン初勝利。レコード決着となった前走のG3エプソムCでも、メンバー最速タイとなる34秒1の上がりを繰り出し2着に入りました。

夏場のローカルG3では元値が違う可能性まである逸材で、軸馬候補の根拠となるのが七夕賞における「前走G3重賞2着馬の成績」です。

▼前走G3重賞2着馬の七夕賞成績(過去5年)
[1-1-1-2]複勝率60%

24年2着 キングズパレス(1人気)
23年1着 セイウンハーデス(2人気)
20年3着 ショウナンバルディ(9人気)

難解なイメージが強い七夕賞にあって無類の安定感を誇るのが特徴で、前走同グレード重賞で2着した勢いそのまま続けて好走。特に直近は23年1着セイウンハーデス(2人気)、24年2着キングズパレス(1人気)と2年続けて連対中なのは要チェックでしょう。

また前走G3重賞2着は実績の割に、ハンデ戦でも負担重量を大きく加算されないのがポイント。先ほど馬名を上げた2頭はどちらも前走から1キロ増、20年3着ショウナンバルディ(9人気)にいたっては1キロ減での出走でした。

今年のドゥラドーレスも例に漏れず、前走エプソムC2着時の57キロから0.5キロ増となる57.5キロ。比較として前走で同じG3の新潟大賞典を勝ったシリウスコルトが1.5キロ増の58.5キロですから、かなり恵まれた印象を受けます。

波乱含みのレースでキラリと光る前走G3重賞2着馬。今年の七夕賞は、この馬から入るのが的中への最短ルートと言えそうです!