【関屋記念】ここは俺の出番!このレースで無類の強さを発揮する「新潟芝1600mマスター」

先行策で22年に優勝したウインカーネリアン

先行策で22年に優勝したウインカーネリアン


サマーマイルシリーズ2戦、関屋記念(G3、新潟芝1600m)は、「関屋記念マスター」に注目!

先に結論から申し上げましょう。関屋記念は戸崎圭太騎手、三浦皇成騎手の騎乗馬が激アツなんです!

▼戸崎圭太騎手の成績と4コーナー通過順
[2-0-1-2]複勝率60%
24年3着 ジュンブロッサム(1人気、16番手)
23年1着 アヴェラーレ(4人気、8番手)
20年1着 サトノアーサー(4人気、17番手)


▼三浦皇成騎手の成績と4コーナー通過順
[1-1-0-2]連対率50%
22年1着 ウインカーネリアン(2人気、2番手)
20年2着 トロワゼトワル(8人気、1番手)

両ジョッキーとも直近5年の関屋記念で好騎乗を連発。実はこの2人、新潟芝1600mを庭にしていて、戸崎騎手は毎週木曜に公開している「重賞最強データ」でもお伝えしたとおり集計期間内1位。それに続く2位が三浦騎手なんです。

関屋記念で戸崎騎手は有力馬をキッチリ馬券内に好走させ、一方の三浦騎手も上位人気馬だけでなく人気薄を持ってきているのは要チェックでしょう。

さらに両ジョッキーの個性として、好対照の「4コーナー通過順」が挙げられます。

後方から末脚を引き出す競馬を得意とする戸崎騎手、前目での競馬で粘り込む三浦騎手という、どちらも新潟芝1600mを得意にしながら正反対の騎乗傾向が浮かび上がってきました。

今年の関屋記念で戸崎騎手はレガーロデルシエロに騎乗予定。直近は差す競馬で好走しているだけに、ジョッキーが得意とする戦法とマッチしていますね。

一方、三浦騎手が乗るフォーチュンタイムは、これまで前々の競馬で結果を残している先行タイプ。こちらも騎手の得意戦法と脚質がジャストフィットしています!

三浦騎手(フォーチュンタイム)が前で粘り込みを図り、戸崎騎手(レガーロデルシエロ)が後ろからそれを猛追する。今年の関屋記念はハンデ戦になったことで大混戦の様相だけに、新潟マイルを得意とする両ジョッキーの2頭軸で高配当を狙ってみても面白そうです!