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【2歳馬情報】G1・15勝の結晶、アーモンドアイの2番仔がデビュー!
2025/7/28(月)
先週から施行された暑熱対策に伴い、新馬戦も早い時間に開催されている。それでも酷暑は酷暑。次世代の主役たちが厳しい環境のなか、初の競走へ挑んでいく。今週も厩舎育ちのPOG好き、数多くの名馬をPOGで指名した達人・山田乗男が素質馬を紹介していこう。
◆8月2日
●新潟芝1800m
フォルナックス(牝、キタサンブラック×フォースタークルック、栗東・奥村豊厩舎)
母は北米GⅠ勝ち馬。1週前の追い切り(以降も時計は、主に1週前のもの)はCW5F67秒3-11秒2。特に終い2Fの11秒1-11秒2は評価したい。鞍上は北村友騎手の予定。
パントルナイーフ(牡、キズナ×アールブリュット、美浦・木村厩舎)
母は4勝。兄パラレルヴィジョン(ダービー卿CT)。ウッド6F81秒1-11秒8は、水曜日の2歳・美浦ウッド6Fの一番時計。なお軽いアクシデントがあったようで、状態によっては回避の可能性もある。
アートバーゼル(牝、エピファネイア×キラービューティ、美浦・宮田厩舎)
母は4勝。兄ゲルチュタール(現3勝、青葉賞3着)、おじキラーアビリティ(ホープフルSなど)。追い切りはウッド6F82秒9-11秒1。「父の産駒らしくスリムで胴にはゆとりがあり、動きに軽さもある。適性は中長距離かな。稽古は動きも時計も水準以上」と記者の話。鞍上は戸崎騎手の予定。
●中京芝1600m(牝馬限定)
コニーアイランド(牝、コントレイル×ヤンキーローズ、栗東・中内田厩舎)
姉リバティアイランド(オークスなど)。マークしたCW6F79秒6-11秒5は、水曜日の2歳馬・CW6Fの一番時計。この時計でも現状は足りない面もあるようだが、負荷をかけたことでデビューへ向け、変わり身も見込める。鞍上は川田騎手の予定。
◆8月3日
●新潟芝1600m
プロメサアルムンド(牡、モーリス×アーモンドアイ、美浦・国枝厩舎)
母は11勝(牝馬3冠など)。追い切りはウッド6F82秒4-11秒4。「トビの大きいフットワークで、加速してからの伸び脚は非常に力強い。パワーに溢れてカチッとしたマイラータイプに成長していく予感もあるが、距離は2000mまでなら問題なさそう」と記者の話。鞍上はルメール騎手の予定。
バドリナート(牡、コントレイル×モヒニ、栗東・松永幹厩舎)
姉Pista(イギリスGⅡ勝ち馬、フランスGⅠ2着)。追い切りはCW6F81秒5-11秒5。終い2Fはともに11秒台が出ている。鞍上は丸山騎手の予定。
●新潟ダート1800m
イナズマダイモン(牡、クリソベリル×パリスビキニ、美浦・宮田厩舎)
姉アメリカンビキニ(現2勝)。追い切りは坂路54秒2-12秒4。「ガッチリとしたパワー型で、両親の血統通りに活躍の場はダート。スピードもありそうで、マイルから中距離までダートの王道路線で活躍が期待できる」と記者の話。鞍上は戸崎騎手の予定。
サンラザール(牡、クリソベリル×パールデュー、美浦・森一厩舎)
母は3勝。おじシュトラウス(現3勝、東京スポーツ杯2歳S)。ウッド5F66秒2-11秒7と上々の時計。2週前も5F、1Fで同じ時計が出ており、仕上がりは順調に来ている。鞍上はルメール騎手の予定。
チャチャコマニ(牝、ホッコータルマエ×ビップチャチャチャ、栗東・佐藤悠厩舎)
おばキョウエイカルラ(6勝)。追い切りは、木曜日・2歳馬のCW6F一番時計となる79秒0-11秒7をマークしている。鞍上は戸崎騎手の予定。なお同日の中京ダート1800m新馬戦に出走の可能性もあり、その時は吉村騎手が騎乗予定。
●中京芝1600m
ヴォーカライズ(牡、ブリックスアンドモルタル×ザガールインザットソング、栗東・高野厩舎)
姉シングザットソング(現2勝、フィリーズレビュー)。坂路56秒3-12秒1。高野厩舎は上り重点が多いので、12秒1の時計で上がっていれば十分だろう。鞍上は吉村騎手の予定。
●中京ダート1800m
ケンタッキーホーム(牡、ゴールドドリーム×フォンタネットポー、栗東・松下厩舎)
母は3勝。おじベストウォーリア(南部杯など)。CW6F80秒5-11秒5は、水曜日・2歳CW6Fの2番時計にあたり、初戦から期待大だ。
●札幌芝1800m
ストロベリーツリー(牝、キタサンブラック×ウィンターコスモス、栗東・中内田厩舎)
兄アイスバブル(目黒記念2着)、グリュイエール(エプソムC3着)。中京という話もあったが、デビューの地は札幌を選択。1週前は栗東で調整され、CW6F83秒5-11秒0。終い2Fの11秒4-11秒0は特に評価したい。
クレパスキュラー(牡、リオンディーズ×エリスライト、美浦・栗田厩舎)
母は2勝。おばマリアライト(宝塚記念など)、おじクリソライト(ジャパンダートダービーなど)、クリソベリル(チャンピオンズCなど)。美浦ではウッド5F66~67秒台で、1F11秒1~11秒2の高速上がりを連発。函館入りしての1週前は、ウッドで4F53秒台、1Fは12秒台半ばの時計が出ている。鞍上はキング騎手の予定。
◆新規入厩
ダークマルス(牡、エピファネイア×ジェニサ、栗東・杉山晴厩舎)
兄カイザーバローズ(新潟大賞典2着)、姉グランスラムアスク(現4勝)
ドンテスタマスター(牡、コントレイル×インディアナギャル、栗東・杉山晴厩舎)
兄ダノンプレミアム(朝日杯FSなど)
※現役馬の成績は7月25日現在
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