【毎日王冠】"不屈の帝王"のDNA!レーベンスティールが復活の重賞4勝目!

不屈の闘志で復活勝利を挙げたレーベンスティール

不屈の闘志で復活勝利を挙げたレーベンスティール


10月5日(日)、4回東京2日目11Rで第76回毎日王冠(G2)(芝1800m)が行なわれ、津村明秀騎手騎乗の5番人気・レーベンスティール(牡5、美浦・田中博厩舎)が道中中団を追走し、直線に入ってからしぶとく粘る逃げ馬をゴール前でかわして優勝した。勝ちタイムは1:44.0(良)。

2着には半馬身差で2番人気・ホウオウビスケッツ(牡5、美浦・奥村武厩舎)、3着には3/4馬身差で1番人気・サトノシャイニング(牡3、栗東・杉山厩舎)が続いて入線した。

勝ったレーベンスティールは母父にトウカイテイオーを持つ血統。23年のセントライト記念を優勝すると、昨年のエプソムCとオールカマーを連勝。

今年に入ってからは、AJCCやしらさぎSの敗戦など、本来の実力を発揮できないでいたが、秋初戦で完全復活を示す4つ目のタイトルを手にした。

馬主は有限会社キャロットファーム、生産者は日高町の広富牧場

1着 レーベンスティール(津村明秀騎手)
「乗り難しいところがある馬で、新潟大賞典に乗って悔しい想いだったので、何とかここで結果を出せて良かったです。厩舎やスタッフの方のおかげだと思います。重賞4勝目。力はありますし、G1で活躍できるようにと思います。」

2着 ホウオウビスケッツ(岩田康誠騎手)
「出負けしましたね…。でも去年と比べるとリラックスしていて、力んでなかったです。バタッと止まるようなこともなかったですし、去年よりは今年の方が良かったです。札幌記念の走りを受けて半信半疑でしたけど、やっぱり走る馬だと思いました。」

3着 サトノシャイニング(武豊騎手)
「少し力んでいた分ですかね…そのあたり上手くいけば、もうひと伸びできたと思います。ただ3歳の現時点でこれだけ走れたので、先々が楽しみです」

4着 ディマイザキッド(岩田望来騎手)
「開幕週でしたけど、前に行く馬ではないので位置は良かったです。ここ2走よりはるかにデキはよかったですし、差しがきくようなレースならチャンスあるのではと思います。」

5着 エルトンバローズ(西村淳也騎手)
「まだ本来のエルトンではないですが、着実に良くなる傾向にあります。次に期待したいです。」

7着 チェルヴィニア(戸崎圭太騎手)
「いい感触で進められましたが、追ってからメリハリが感じられなかったです。その辺りがこういう結果になったのかなと思います。」

  • レーベンスティール
  • (牡5、美浦・田中博厩舎)
  • 父:リアルスティール
  • 母:トウカイライフ
  • 母父:トウカイテイオー
  • 通算成績:14戦6勝
  • 重賞勝利:
  • 25年毎日王冠(G2)
  • 24年オールカマー(G2)
  • 24年エプソムC(G3)
  • 23年セントライト(G2)

レーベンスティール
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