【富士S】3年1か月ぶりの勝利の美酒!ガイアフォースが復活のV!

迫る後続を凌ぎ切り重賞2勝目を挙げたガイアフォース

迫る後続を凌ぎ切り重賞2勝目を挙げたガイアフォース


10月18日(土)、4回東京6日目11Rで第28回富士ステークス(G2)(芝1600m)が行なわれ、横山武史騎手騎乗の3番人気・ガイアフォース(牡6、栗東・杉山厩舎)が道中番手を追走し、直線早め先頭に立ち後続の猛追を凌ぎきって優勝した。勝ちタイムは1:31.7(良)。

2着には半馬身差で1番人気・ジャンタルマンタル(牡4、栗東・高野厩舎)、3着には1馬身3/4差で4番人気・ソウルラッシュ(牡7、栗東・池江寿厩舎)が続いて入線した。

勝ったガイアフォースはこの勝利が3年1か月ぶりの勝利。昨年のフェブラリーSで2着、今年の安田記念で2着と東京のマイルG1で芝・ダート問わずに好走していた。

勝ち星にはあと一歩届かなかったが、安田記念の再戦となったここでジャンタルマンタルとの叩き合いを制し、久々の勝利を挙げた。

馬主はKRジャパン、生産者は安平町の追分ファーム

1着 ガイアフォース(横山武史騎手)
「先生とも話してスタートしてから馬のリズムでポジションを決めようと思って行きました。ジャンタルマンタルにマークされる形でしたが、リズムを大事にして進めた。ジャンタルマンタルも59キロを背負ってハードだったと思うが、なかなか強い馬だと感じながら追っていました。その中でガイアフォースもがんばってくれた。

G1でもチャンスがある馬だと思います。引き続き良い結果を期待したいです」

2着 ジャンタルマンタル(川田将雅騎手)
「休み明けで、前哨戦というつくりの中でよくここまでこれたなと思うくらい良い走りでした。次は必ず良い状態で本番を迎えられると思います」

3着 ソウルラッシュ(団野大成騎手)
「今回は久々のレース、なおかつ骨折明けだったので、調整の時から良い時に比べると重い感じだった。個人的には京都の方が合ってると思います。ひと叩きして巻き返しに期待したいですね」

4着 ジュンブロッサム(石川裕紀人騎手)
「去年乗せてもらった時よりも馬が良くなっていた。道中抱えるイメージだったが、自分のリズムで淡々と走っていました。しまいは伸びて、自力を見せてくれた。ひと叩きして良くなると思います」

5着 ウンブライル(ルメール騎手)
「ソウルラッシュの後ろのいいところで運べたと思います。よく伸びてくれたが、仕方ないです。精一杯の走り見せてくれました」

6着 キープカルム(坂井瑠星騎手)
「調教の感じより頑張ってくれた。今日出せる力は出して頑張ってくれました」

7着 ファーヴェント(佐々木大輔騎手)
「ゲートの出がよくしっかり足が溜められた。折り合いも問題なく、1800mまで守備範囲だと思います」

  • ガイアフォース
  • (牡6、栗東・杉山厩舎)
  • 父:キタサンブラック
  • 母:ナターレ
  • 母父:クロフネ
  • 通算成績:19戦4勝
  • 重賞勝利
  • 25年富士S(G2)
  • 22年セントライト(G2)

ガイアフォース
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