【菊花賞】ドラマがあっていいじゃないか!元ジョッキーが推す穴馬

菊花賞で一発を狙うヤマニンブークリエ

菊花賞で一発を狙うヤマニンブークリエ


人気落ちの瞬間を狙え!

人気落ちの瞬間を狙え!元JRA騎手で解説者も務めた谷中公一さんが、菊花賞で「前走不完全燃焼で負けた馬」を中心に狙い馬をチョイス。今回も巻き返しが期待できる馬を紹介します!

【連軸候補リベンジャー】 エネルジコ(前走新潟記念1人気2着)

今年の菊花賞はG1馬がいない混戦ムードの一戦。みんな軸馬選びに頭を悩ませているんじゃないかな。僕はスパッとリベンジャー候補を決めました。

連軸候補はエネルジコ。前走は2着に敗れたとはいえ、古馬との初対戦で56キロを背負っていたことを考えれば十分評価できる。距離3000はどの馬にとっても未知の領域だけに、青葉賞勝ちの実績と何よりも勝ち方を知っているルメール騎手の手綱が心強いね。

【穴候補リベンジャー】 ヤマニンブークリエ(前走セントライト記念8人気2着)

前走の2着は調教師も手放しで褒めていたように、ロスなく立ち回った鞍上の好プレーが光った。あれだけのパフォーマンスは馬自身の能力がないと不可能だし、この大舞台で父キタサンブラックの底力を発揮してくれるんじゃないか、という期待も高まる。

歴史ある錦岡牧場生産馬で、横山典&松永幹の同期コンビがG1勝ちというのもドラマがあっていいな。

(元JRA騎手)