【アルゼンチン共和国杯】ココが馬券の狙いどころ!好走パターンに合致した実績馬に復活チャンス到来

リピーターとして連覇を果たしたオーソリティ

リピーターとして連覇を果たしたオーソリティ


各競馬場には様々なコース設定がされていますが、ほんの少し距離が違うだけで、傾向がガラッと変化することも珍しくありません。

今週のアルゼンチン共和国杯(G2、東京芝2500m)も日本ダービーやオークス、ジャパンカップが行われる東京芝2400mと100mしか違いませんが、坂上からスタートする2400mに対して、2500mは坂下からスタート。

その分、距離の差以上にスタミナが要求され、ステイヤータイプが台頭しやすい重賞として知られています。

23~24年には11月開催の2勝クラスで1レース組まれていたものの、基本的に東京芝2500mは年間通してこのアルゼンチン共和国杯と目黒記念、年に2回しか使用されないコース。特殊条件であるからこそ、この舞台を得意とする「リピーター」が毎年のように好走します。

▼東京芝2500m重賞で好走歴があるリピーター馬

・クロミナンス
24年 目黒記念3着
〃  アルゼンチン共和国杯2着

・ヒートオンビート
21年 目黒記念2着
22年 アルゼンチン共和国杯3着
23年 目黒記念1着
〃  アルゼンチン共和国杯3着

・マイネルウィルトス
21年 アルゼンチン共和国杯2着
22年 目黒記念2着
23年 アルゼンチン共和国杯2着

・オーソリティ
20年 アルゼンチン共和国杯1着
21年 アルゼンチン共和国杯1着

・ウインキートス
21年 目黒記念1着
22年 目黒記念3着

・アイスバブル
19年 目黒記念2着
20年 目黒記念2着

・ムイトオブリガード
18年 アルゼンチン共和国杯2着
19年 アルゼンチン共和国杯1着

今年の目黒記念で掲載した、『【目黒記念】白の衝撃再び!9歳の白毛馬ハヤヤッコが狙える根拠が凄すぎた・・・』の記事でリピーターを紹介しましたが、改めてみても東京芝2500mコースで実績のある馬の活躍が毎回目立っています。

今回のアルゼンチン共和国杯は東京芝2500m実績馬が少なく、過去に馬券内好走があったのは、シュトルーヴェ(24年目黒記念1着)、ホーエリート(25年目黒記念2着)の2頭のみ!

いずれも馬券には必ず組み入れておきたいところですが、特にシュトルーヴェは目黒記念を勝利して以来着外が続いていることから、人気になりづらい馬柱。近2走もG2~G3クラスでは大きく負けていないだけに、得意条件での復活があっても驚けません!