【エリザベス女王杯】出走馬格付けバトル!女王に輝くのはうら若き乙女か、経験豊富な淑女か!?

実績馬を抑えて1位に輝いたリンクスティップ

実績馬を抑えて1位に輝いたリンクスティップ


G1に出走予定の有力馬を項目別に格付け!

今回は11月16日(日)に行われるエリザベス女王杯(G1、京都芝2200m)を、「格」「芝2000~2200m適性」「京都コース実績」の3項目にスポットを当て、注目馬をピックアップしていきます。

※項目ごとに1位(5ポイント)、2位(3ポイント)、3位(1ポイント)で加点。最後に3項目の合計得点による総合トップ3を発表します。

▼格トップ3
1位 レガレイラ(5P)
→24年有馬記念(G1)1着、23年ホープフルS(G1)1着、25年オールカマー(G2)1着

2位 ステレンボッシュ(3P)
→24年桜花賞(G1)1着、24年オークス(G1)2着、24年香港ヴァーズ(G1)3着など

3位 カナテープ(1P)
→25年関屋記念(G3)1着、25年府中牝馬S(G3)2着、25年アイルランドT(G2)3着

格部門はG1馬2頭がワンツーを形成。中でも、年末のグランプリ有馬記念を含むG1を2勝と、輝かしい実績を誇るレガレイラを1位に選出しました。

2位のステレンボッシュも桜花賞を制し、優駿牝馬・秋華賞と牝馬三冠レースすべてで馬券に絡んだ実績を誇ります。近走はやや苦しいレースが続いていますが、ルメール騎手とともに再び女王の座に返り咲けるか要注目です。

同じような実績馬が並ぶ中で、牡馬相手の関屋記念を制したカナテープを3位に位置付けました。

▼京都芝2000~2200m適性トップ3
1位タイ アドマイヤマツリ(5P)
→[1-1-0-1]複勝率66.7%

1位タイ リンクスティップ(5P)
→[1-1-0-1]複勝率66.7%

3位 オーロラエックス(1P)
→[2-0-2-2]複勝率66.7%

芝2200mの経験馬が少ないため、中距離戦という観点から対象を2000〜2200mに拡大しました。

これまで3戦中2度の連対を果たしているアドマイヤマツリとリンクスティップの2頭を同率1位に評価。2度の2200m戦でいずれも馬券内に入ったオーロラエックスが3位にランクインしています。

▼京都コース適性トップ3
1位 リンクスティップ(5P)
→[1-2-0-0] 連対率100%

2位 オーロラエックス(3P)
→[3-0-1-0] 複勝率100%

3位 パラディレーヌ(1P)
→[2-0-2-0] 複勝率100%

これまで京都コースで好走してきた馬が多く、混戦模様となりましたが、距離部門1位の3歳馬リンクスティップがここでもトップを獲得。驚異の連対率100%を誇り、G1初制覇の舞台は整ったのではないでしょうか。

2位はこのコースで3勝を挙げているオーロラエックス。2連勝の勢いそのままに挑む初G1で、女王の称号を手にできるか注目です。

3位には、勝ち星の差でパラディレーヌを選出。こちらも複勝率100%で、前走の秋華賞では6番人気ながら3着に激走するなど、京都での走りは記憶に新しいところ。人気を背負う立場でも、引き続き侮れない存在となりそうです。

▼総合トップ3
1位 リンクスティップ(10P)
2位タイ レガレイラ(5P)
2位タイ アドマイヤマツリ(5P)

距離・コースの両部門でトップとなり、総合でも堂々の1位に輝いたのはリンクスティップ。桜花賞でも3着に好走しており、その地力は十分。若き3歳馬がエリザベス女王杯を制し、新たな女王の座に就くのか注目です。

さらに、G1・2勝馬レガレイラと、重賞馬アドマイヤマツリが同率2位という結果に。

各馬が持てる力を出し切り、真の“秋の女王”の座をつかむのはどの馬か。注目の一戦です。