【阪神JF】重賞馬不在の混戦模様!負けて強しの1頭に注目!

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持ち前のスピードで女王戴冠を狙うスターアニス

持ち前のスピードで女王戴冠を狙うスターアニス


今週は阪神競馬場で阪神ジュベナイルフィリーズ(G1、阪神芝1600m)が行われます。

今回注目したいのは、松山弘平騎手が騎乗するスターアニス

1番人気の支持を集めた前走の中京2歳Sは、4コーナーで一気にポジションを上げ後続を突き放す競馬。最後は交わされてしまったものの、レコードタイム決着の中でクビ差2着と、内容は非常に濃い一戦でした。

また、3着馬には7馬身差をつけており、その強さは疑いようがありません。

さらに注目すべきは、2走前の未勝利戦。勝ち時計の1分8秒0は、同日に行われた古馬1勝クラスを0.5秒も上回る優秀なタイムでした。

前週に行われた北九州記念のタイムが1.07.8であることからも、走破時計の優秀さが際立ちます。

しかもその未勝利戦はメンバーレベルが相当なもの。2着馬タマモイカロスはその後の未勝利戦で2着に3馬身以上差をつけて圧勝し、続くOPの福島2歳Sも勝利。

4着だったダイヤモンドノットも京王杯2歳Sを制するなど、好メンバーが揃った中で7馬身差の派手な勝ち方を披露しました。

当時下した相手が次々と結果を残している点は、スターアニスの評価を相対的に引き上げる大きな材料です。

母エピセアロームは短距離重賞を2勝した快速馬。スターアニスは初のマイル戦となりますが、2歳戦の距離適性はポテンシャルで補える部分はありますし、折り合いがつけば距離延長も苦にしないはず。

スピードと実績、そして相手関係を考えても、スターアニスは阪神JFで軽視できない有力候補の一頭でしょう!