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【カペラS】仁川で飾った4連勝!テーオーエルビスが重賞初制覇!
2025/12/14(日)
驚異の末脚で圧勝したテーオーエルビス
12月14日(日)、5回中山4日目11Rで第18回カペラステークス(G3)(ダ1200m)が行なわれ、鮫島克駿騎手騎乗の1番人気・テーオーエルビス(牡3、栗東・高柳大厩舎)が中団後方を追走し、直線で鋭い伸びを見せ、後続に5馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1:08.6(稍重)。
2着には5馬身差で2番人気・ヤマニンチェルキ(牡3、栗東・中村厩舎)、3着には1馬身差で6番人気・エコロアゼル(牡3、栗東・森厩舎)が続いて入線した。
勝ったテーオーエルビスは3歳馬。昨年のカトレアSでは、後に3歳ダートのG1で好走する強敵を相手に0.4秒差の3着と、素質の片鱗を見せていた。
今年に入り3連勝と快進撃を続け、初めて古馬相手となった今回は稍重の馬場も苦にせず、上がり34.8秒の末脚を繰り出して5馬身差の圧勝。これからが楽しみになる内容で、堂々の初重賞制覇を飾った。
馬主は小笹公也氏、生産者は米のJeffPrunzik&MelissaPrunzik。
1着 テーオーエルビス(鮫島克駿騎手)
「強いの一言です。最後はしっかりキレるし、砂をかぶる馬混みでも、怯まずに競馬ができるので、乗ってる方も進路を作りやすいです。最初に乗った時よりもレースが上手になってきました。休み明けで前半はふわふわしてて後ろのポジションになりましたが、落ち着いて乗って行こうと思いました。
道中は前の人気馬が外を回すのが見えて、インサイドにスペースが空きました。それを見て、サンライズアムールが行ったので、その後ろなら進路が確実に確保できると思いました。今日はどんなペースでも突き抜けたと思います。馬の強さを見せられて良かったです。ダート短距離トップクラスの馬です。」
2着 ヤマニンチェルキ(岩田望来騎手)
「よく走っています。外枠はきつかったですが、それなりにレースはできました」
3着 エコロアゼル(森秀行調教師)
「スタートは頑張って出ましたが、結果的にハイペースに巻き込まれてしまいました」
4着 ガビーズシスター(吉田隼人騎手)
「去年の王者なので自分で動いて勝ちに行きましたが、直線は斤量が軽い馬に内をすくわれてしまった。勝ち馬は直線の勢いが違いましたね。結果的に言えば、強気な競馬をしすぎたかもしれないが、馬は乗りやすく操縦性も問題ありません。まだやれる馬なのでまた考えます」
5着 ニットウバジル(吉田豊騎手)
「1200mの方が折り合いがついて手応えよかったです。直線で反応していますが、手前を変えなかったので伸びを欠いてしまった。不器用なところが改善されれば良いと思います」
- テーオーエルビス
- (牡3、栗東・高柳大厩舎)
- 父:Volatile
- 母:Stopshoppingdebbie
- 母父:Curlin
- 通算成績:8戦5勝
- 重賞勝利:
- 25年カペラS(G3)
※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。
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