【有馬記念】今年もハイレベル!? 2025年のフィナーレは世代交代の波が一気に押し寄せる!

この記事をシェアする
グランプリ制覇を狙う3歳馬ミュージアムマイル

グランプリ制覇を狙う3歳馬ミュージアムマイル


いよいよ1年の総決算・有馬記念(G1、中山芝2500m)!普段競馬に興味がない方も、この有馬記念だけは馬券を買うという方もいる国民的行事です。

ファンの夢が走るドリームレース。自分が「コレ」と思う馬を買えばいいと思いますが、それでは我々の仕事が無くなってしまいます。

「何としても馬券を当てたい」と思う方へ、的中のヒントをお届けしましょう。

まず確認するのは、過去10年の有馬記念における年齢別の成績です。

▼有馬記念・年齢別成績(過去10年)
・3歳 [5-2-3-16]
勝率 19.2% 連対率 26.9% 複勝率 38.5%

・4歳 [3-5-1-34]
勝率 7.0% 連対率 18.6% 複勝率 20.9%

・5歳 [2-2-5-44]
勝率 3.8% 連対率 7.5% 複勝率 17.0%

・6歳 [0-1-1-20]
勝率 0.0% 連対率 4.5% 複勝率 9.1%

・7歳以上 [0-0-0-14]
勝率 0.0% 連対率 0.0% 複勝率 0.0%

ご覧の通り、過去10年で3歳馬が半数の5勝。勝ち馬は3~5歳に絞られ、6歳以上の馬はかなり分が悪くなっています。

次に、3歳馬の中でもどんな馬が買えるのかを探っていきましょう。

まず、ざっくり絞っていくと、このレースを迎える時点でG1を勝っていない馬はかなり不利。5頭の勝ち馬のうち、ブラストワンピースを除く4頭がG1勝利馬。そして、G1未勝利馬の連対はわずか2頭しかいません。

G1を勝っていた馬は[4-1-3-4]で、複勝率66.7%。ここまででグッと絞れましたね。

更に、有馬記念を制した直近の3頭には2000mのG1を勝っているという共通点がありました。
・24年レガレイラ(23年ホープフルS)
・22年イクイノックス(23年天皇賞・秋)
・21年エフフォーリア(21年天皇賞・秋、皐月賞)
今年は皐月賞馬ミュージアムマイルと菊花賞2着エキサイトバイオの2頭が出走しますが、注目はやはりミュージアムマイル

皐月賞に加え、秋は天皇賞・秋でも2着。勝ったマスカレードボールはジャパンCでもレコードと同タイムの2着に入っており、かなりレベルの高い世代と判断できます。

普段通りドーンと勝負する人も、ビギナーズラックに期待する人も、押さえには入れておきたい1頭です。

1年の総決算。ただ馬券を当てるだけでなく、好配当を狙いたいファンも多いことでしょう。そんなファンにオススメしたい、競馬ラボが誇る腕利き研究員が狙う激走候補はこちら⇒有馬記念の『3つ星穴馬』をチェックする