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トレセンレポート/今週7頭を出走させる畠山吉宏厩舎
2010/7/9(金)
日曜福島5レースの2歳新馬戦(芝1800メートル)に、畠山吉厩舎期待の2頭が出走を予定している。エーシンイグアス(牡2)(※写真:下)は、兄エーシンガレオン(3歳500万下)も厩舎に所属するゆかりの血統。
「岡山の牧場で乗り込まれてきて、入厩後の調教も順調に消化してきました。お兄さんはダートの中距離で活躍していますけど、父親が変わってこちらは素軽さがありますので、芝もこなせそうです。お兄さんと現時点で比較しても、身のこなしも含めてしっかりしています。おそらく500キロを少し割るくらいの体での出走になると思います。初戦から楽しみですね」と、畠山吉調教師の期待も高い。
マイネルシュベルト(牡2)(※写真:上)もオープンで活躍したコスモマーベラスを姉にもち、血統的にも陣営の期待は高い。
「しっかりと調教を積んできているので、実戦では渋太さがあるんじゃないかと思います。多分450キロ台での出走になりそうです。太め感なく仕上がったと思いますので頑張って欲しいですね」と、畠山吉調教師は笑顔を見せる。
新馬以外にも楽しみなラインナップが揃う。
土曜日は函館2レース・3歳未勝利戦にライラックパンチが出走を予定。
「ちょっと気性面で難しさが残りますね。調子は変わらず良いですし、力もあるので何とか頑張って欲しいです。今回はブリンカーを外す予定です。スタートもそれなりに出ているし、ハナにこだわらないで流れに乗せるようなレースをして欲しいと思います」と、未勝利脱出に意欲を見せる。
日曜日は新馬戦を含めて6頭出走させる。
「コスモマザーボードは、先週まずまずの動きを見せてくれて、今週はサーッと流しました。輸送もあるので410キロ台での出走になると思います。ディアアレトゥーサは、先週の追い切りでは終い少しモタつきましたけど、今週はピリッとしてきました。ここまで良いレースをしているので地力に期待したいですね。ディアブリッジは交流勝ちからの昇級戦で条件は厳しいですけど、その交流戦での勝ち時計は未勝利としても好度計ですからね。距離延長を克服してくれれば楽しみです。ラルティスタは骨折休養明けをひと叩きした効果と3キロ減の49キロ効果で前進に期待しています」と畠山吉調教師は笑顔で語った。
畠山 吉宏
(はたけやま よしひろ)
1962年9月2日生まれ
[免許交付年] 1999年
[厩舎開業年] 2000年
[所属] 美浦
[今年度成績] 135戦9勝
[生涯成績] 2168戦166勝(うち障害9戦0勝)
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