【小倉大賞典】冬コク最終章、その末脚が活きるとき

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重賞初制覇期待のパレハに騎乗する鮫島克駿騎手

重賞初制覇期待のパレハに騎乗する鮫島克駿騎手


冬の小倉開催、通称“冬コク”も残りわずか2週。今週は開催を締めくくる重賞、小倉大賞典(G3、小倉芝1800m)が行われます。

今回注目するのは、重賞初制覇を狙うパレハ

前走の小倉牝馬Sは7着。ただし勝ち馬とは0.3秒差と、着順ほど負けていない内容でした。展開が向かなかった中での差であり、悲観する必要はありません。

さらに見逃せないのが、レース後の鞍上コメント。「1800mの方が鋭く差すイメージのある馬」と語っており、この馬の特徴を把握している鮫島克駿騎手が引き続き騎乗する点は大きな後押し材料です。

実際に、鮫島克駿騎手が前走からの継続騎乗で小倉に臨んだ場合、23年以降の成績は[6-11-4-15]で複勝率58.3%と高水準をマークしています。

加えて、前々走の福島記念では牡馬相手に3着と好走。さらに函館で2戦2勝と、コーナリング性能が問われる小回りコースへの適性はすでに証明済みです。

そして重要なのが、このレースの傾向。小倉大賞典は速い上がりが求められる一戦です。

▼小倉大賞典の上がり3F順位別成績(過去5年)
1位 [1-3-1-2]複勝率71.4%
2位 [2-1-1-1]複勝率80.0%
3位 [1-0-0-5]複勝率16.7%
~5位 [0-1-0-7]複勝率12.5%
6位~ [1-0-3-45]複勝率8.2%

小回り=前で最後まで粘る方が有利と思いがちですが、小倉大賞典に関しては末脚しっかり使えた馬が好走する傾向に。過去5年を見ると、上がり1~2位の馬の複勝率は70~80%台と破格の数字。明確に決め手が問われる一戦と言えます。

パレハも前述した福島記念でメンバー最速の末脚を見せるなど、鋭い脚を武器としてきたタイプだけに、この重賞の好走パターンに当てはまります。

「1800mで鋭く差す」という鞍上のイメージを形にできる条件は揃いました。重賞初制覇へ、末脚炸裂に期待したい一戦です。