【函館2歳S】世代最初の重賞はマジカルポケットが差し切り勝ち

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10年8月8日(日)、2回函館8日目9Rで第42回 函館2歳ステークス(GⅢ)(芝1200m)が行なわれ、安藤 勝己騎手騎乗の2番人気・マジカルポケットが、好スタートを切るも、道中は好位をマーク。直線に入ると、先に抜け出したマイネショコラーデに目がけて末脚を爆発させるとゴール前で交わし切った。勝ちタイムは1:11.2(良)。

1番人気・マイネショコラーデ(牝2、栗東・吉田厩舎)は、スタートで後手を踏むも、レース中盤でまくるように先頭集団に進出。一時はそのまま押し切るかにみえたが、ハナ差で2着、3着には3番人気・ルリニガナ(牝2、美浦・伊藤大厩舎)が続いて入線した。

勝ったマジカルポケットは、前走、6月20日の新馬戦で、1番人気に応え快勝していた。同馬は近親に05年の京都金杯で2着などの実績を残したアルビレオがいる血統。馬主の榊原 源一郎氏は、09年の北海道セレクションセールにおいて、同馬を1050万円で購入していた。生産者は日高の森永牧場。馬名の意味由来は「魔法の+父名の一部」。

安藤勝己騎手、領家政蔵調教師、ジャングルポケット産駒共に本レースは初勝利。安藤勝己騎手はJRA重賞通算72勝目。管理する領家政蔵調教師は、昨日、中央競馬史上44人目、現役7人目となるJRA通算700勝を達成していたが、JRA重賞は通算18勝目。08年産のジャングルポケット産駒は、既に3頭の勝ち上がり馬が出ているが、JRA重賞は通算18勝目。

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マジカルポケット
(牡2、栗東・領家厩舎)
父:ジャングルポケット
母:アズワー
母父:Danzig
近親:アルビレオ
通算成績:2戦2勝

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