トレセンレポート【オールカマー】シンゲン

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22日、日曜中山11レース・オールカマー(G2)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

昨年の天皇賞・秋以来、約10ヶ月半ぶりの戦線復帰となるシンゲン(牡7、美浦・戸田厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ67.1-52.1-38.3-12.7をマークした。

調教に騎乗した斎藤吉則調教助手
「今日は長めから乗って、終いの反応を見て最後流す感じで、雰囲気は良かったです。反応も良かったし、力の要るウッドチップでも苦にしませんし、良いシンゲンの走りだと思います」と手応えを語った。

今回は久々の実戦になるが
「天皇賞で骨折をして休みを挟みましたけど、牧場で十分乗り込まれてから美浦に戻ってきましたし、2週前に併せ馬をして気合いも乗ってきました。左回りの方が成績が良いですけど、去年のオールカマーでもG1馬を相手に差の無い競馬をしていますから、中山コースも大丈夫だと思います。気性も前向きなので、休み明けでもしっかり力を出してくれると思います」と、陣営の期待は高い。