トレセンレポート【オールカマー】トウショウシロッコ

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22日、日曜中山11レース・オールカマー(G2)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走新潟記念はクビ差2着で初重賞勝利を逃したトウショウシロッコ(牡7、美浦・大久保洋厩舎)は、吉田豊騎手を背に坂路コースで追われ55.8-38.1-24.9-12.5をマークした。

管理する大久保洋吉調教師
「併せた相手(トウショウデザート)は元々調教駆けしない馬ですけど、今日はちょっと走らなさ過ぎたので予定よりタイムが少し遅くなりました。でも先週に結構やっていますので、あとは様子を見ながら調整していきます」と手応えを語った。

「3歳のときのセントライト記念でも2着でしたし、中山では勝っていませんけど2200mは合っていると思います。頭数が少なくなりそうなので、どんな競馬になるか分からないところはありますが、ペースが遅くなるようなら前で競馬をすることになると思います。重賞で5回2着でまだ勝てていませんけど、今回は強い相手が休み明けということもあるので、少しつけ込む隙もあるんじゃないかと思って楽しみにしています」と大久保調教師も、今度こそという気持ちだ。