【オールカマー】シンゲンが復活の勝利!ドリームジャーニーは2着

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10年9月26日(日)、4回中山6日目11Rで第56回 産経賞オールカマー(GⅡ)(芝2200m)が行なわれ、藤田 伸二騎手騎乗の5番人気・シンゲンが優勝。勝ちタイムは2:11.4(良)。

2着にはクビ差で1番人気・ドリームジャーニー(牡6、栗東・池江寿厩舎)、3着には6番人気・トウショウシロッコ(牡7、美浦・大久洋厩舎)が続いて入線した。

レースはドリームジャーニーがスタートで出遅れ。シルポートが先手をとり、ハイペースで流れるかと思われたが、飛ばすことなくミドルペース。 向こう正面は隊列が崩れることなくレースが進むと、最終コーナーでは馬群が縮まり、インからシンゲンが先に抜け出すと、大外からドリームジャーニーも猛追。最後はなんとかシンゲンが凌ぎ切った。

勝ったシンゲンは05年12月にデビュー。幼少のころから体質に弱いところがあり、休みながら実績を重ねると、5歳時の08年のテレビ静岡賞(東京芝1800m)を制してオープン入り。 昨年には新潟大賞典・エプソムCと重賞を連勝したが、昨年11月の天皇賞(秋)のレース中に骨折が発覚。約11ヶ月振りのレースとなったが、復活の勝利となった。

同馬の祖母が91年の関屋記念(GⅢ)など重賞2庄野ニフティエースという血統。馬主は吉田 千津氏、生産者は千歳の社台ファーム。馬名の意味由来は「武田信玄より(※一番初めに所有した馬主(花木照人氏)が武田家の末裔なので)」。

騎乗していた藤田伸二騎手は、本レース初勝利でJRA重賞86勝目。管理する戸田博文調教師はJRA重賞10勝目。ホワイトマズル産駒はJRA重賞19勝目。

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シンゲン
(牡7、美浦・戸田厩舎)
父:ホワイトマズル
母:ニフティハート
母父:サンデーサイレンス
祖母:ニフティエース
通算成績:17戦9勝
その他の重賞勝利:
09年エプソムカップ(G3)
09年新潟大賞典(G3)


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