牝馬のレインボーシューズがデビュー勝ち/東京新馬

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10年10月17日(日)、4回東京4日目4Rでサラ系2歳新馬(芝2000m)が行なわれ、田中 勝春騎手騎乗の5番人気・レインボーシューズが優勝。勝ちタイムは2:05.6(良)。

2着には1.1/2馬身差で1番人気・ネグレスコ(牡2、美浦・堀厩舎)、3着には2番人気・ミエノキセキ(牡2、美浦・古賀慎厩舎)が続いて入線した。

レースは、クールジャガー、マイネルリシュスらが先行。直線に入って、馬群がバラけだしたところに、好位のインで脚を溜めていたレインボーシューズが抜け出し、先頭集団を交わしさった。

勝ったレインボーシューズの馬主は吉田 哲哉氏、生産者は千歳の社台ファーム。馬名の意味由来は「虹色の靴」。

管理する鹿戸雄一調教師の管理馬では、08年産の2歳世代の勝ち上がりは3頭目、コマンダーインチーフ産駒は初めての事。

1着 レインボーシューズ(田中勝騎手)
「流れが遅くても、リズム良く追走できたし、抜け出し方も良かったね。牡馬相手にあっさり勝つんだから、大したものだよ。この距離向きの持久力があるうえ、センスも抜群。器用に動けるのがいい」

2着 ネグレスコ(石橋脩騎手)
「初めの競馬だけに、前半は行きたがったが、馬の後ろに付け、メリハリのある乗り方はできたと思う。バネがあり、終いの脚は確か。テンションが上がらなければ、すぐに勝てる素質馬です」

3着 ミエノキセキ(勝浦騎手)
「長く脚が使えるタイプで、いい馬なんだ。乗り方ひとつでなんとかなったかもしれないが、上がり勝負では分が悪い。大型だけに、これから変わる部分も大きいと思う」

5着 ケミカルチェンジ(栗田調教師)
「ずっと左手前で走っていたね。今後の変わり身が見込めるよ」

6着 マイネルリシェス(津村騎手)
「最後は止まってしまったが、一瞬、伸びかけたんです。ロージズインメイのイメージとはちょっと違い、使っていけば、いずれ瞬発力だって発揮してくれそう」

7着 メジロミョウジン(小野騎手)
「もっとうまくゲートを出てくれれば」

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レインボーシューズ
(牝2、美浦・鹿戸雄厩舎)
父:コマンダーインチーフ
母:メイクイットベター
母父:サンデーサイレンス


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