リアルインパクトが完勝!!後藤騎手「最高のレース」/東京新馬

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10年10月24日(日)、4回東京6日目5Rでサラ系2歳新馬(芝1400m)が行なわれ、後藤 浩輝騎手騎乗の1番人気・リアルインパクトが優勝。勝ちタイムは1:24.8(良)。

2着には3馬身差で5番人気・コスモソルフェリノ(牝2、美浦・稲葉厩舎)、3着には6番人気・ジェネスサンキュー(牡2、美浦・田島俊厩舎)が続いて入線した。

レースは、クリノハルチャンス、マスアンテロープが先手をとると、リアルインパクトは好位をマーク。 淡々とした流れでレースが進み、直線に入ると、リアルインパクトが外目から悠々と進出。最後は後続を楽々と突き放した。

勝ったリアルインパクトは半兄にはオーシャンS勝ちのアイルラヴァゲインがいる血統。 馬主は有限会社 キャロットファーム、生産者はノーザンファーム。馬名の意味由来は「本物の衝撃。両親名より連想」。

管理する堀宣行調教師の管理馬では、08年産の2歳世代の勝ち上がりは3頭目、ディープインパクト産駒は17頭目の事。

1着 リアルインパクト(後藤騎手)
「期待どおりの内容。最高のレースができたと思う。滑走路を助走して、飛び立とうとするところで追わなかったが、さらに加速していきそうな感触があった。今日の内容だったら、マイルまでは十分に対応できる。ただし、今週の追い切りでがらっと変わったように、本気になったらとても人間が制御できないくらいのパワーを秘めているので、やはり今後は折り合いが課題となるだろう」

2着 コスモソルフェリノ(松岡騎手)
「普通は楽に勝てるところなのに。並ぶまもなく交された。相手が悪かったよ」

3着 ジェネスサンキュー(鮫島騎手)
「流れが遅かったので、気合いを付けたのにあの位置取り。追って伸びていますが、ちょっとエンジンのかかりが遅いですね。もう1ハロン長いほうが良さそうです」

4着 クリノハルチャンス(大野騎手)
「スタートが良かったので行かせました。この馬も止まっていません。相手はすごい切れでした」

5着 プットオンザリッツ(蛯名騎手)
「返し馬やゲートなどは気が強すぎて、ちょっと反抗的。精神的に追い込めないタイプだね。この個性が悪いほうへ行かなければ」

6着 コパノサチオー(大庭騎手)
「まだ体が緩いですよ。それでも、素質は見せました」

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リアルインパクト
(牡2、美浦・堀厩舎)
父:ディープインパクト
母:トキオリアリティー
母父:Meadowlake
半兄:アイルラヴァゲイン

※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。