【天皇賞(秋)】ネヴァブション&スマイルジャック

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前哨戦の毎日王冠で、アリゼオ・エイシンアポロンの3歳勢に先着を許した古馬勢が天皇賞での巻き返しを狙う。

毎日王冠3着のネヴァブション(牡7、美浦・伊藤正厩舎)の最終追い切りは27日に行われ、小野寺騎手を背に北Cコースで追われ81.7-64.6-50.1-36.9-12.2をマークした。

同馬を管理する伊藤正徳調教師は、追い切りに関して
「やり過ぎないように馬なりでやりましたが、良い時計が出ました。7歳馬で、一回使ってガラッと一変ということはありませんけど、前走の時よりも良い状態です」とコメント。
「昨年の秋頃から良いパフォーマンスが出来るようになって、力を付けていることを再確認しました。G1を勝っている馬もいますけど、実力的には五分だと思っていますし、チャンスはかなりあると思っています」と、悲願のG1制覇に意欲を見せた。

また、毎日王冠で4着に入ったスマイルジャック(牡7、美浦・小桧山厩舎)は、27日の最終追い切りで、助手を背に南ウッドコースで追われ71.7-55.3-40.1-12.5をマークした。

レースで騎乗予定の三浦皇成騎手
「前走の毎日王冠は良い感じで直線に向きましたけど、休み明けもあって、残り200で脚色が鈍ってしまいました。馬がマイルに慣れていたこともあったと思います。でも、しっかりと走ってくれましたよ」と前走を振り返り、
「昨年と比べると落ち着きも出て、僕も安心して乗れますし、馬も安心して走っているような感じがします。今回は正直相手は強いですけど、胸を借りるつもりでぶつかって、良い競馬をしたいですね」とレースに向けて意気込みを語った。