【天皇賞(秋)】ブエナビスタが堂々の勝利!2着はペルーサ

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10年10月31日(日)、4回東京8日目11Rで第142回 天皇賞(秋)(GⅠ)(芝2000m)が行なわれ、C.スミヨン騎手騎乗の1番人気・ブエナビスタが優勝。勝ちタイムは1.58.2(稍)。

2着には2馬身差で4番人気・ペルーサ(牡3、美浦・藤沢和厩舎)、3着には2番人気・アーネストリー(牡5、栗東・佐々晶厩舎)が続いて入線した。

レースは大方の予想通り、シルポートがハナ。内からオウケンサクラ、外からキャプテントゥーレが2番手を追走し、1000m通過は59秒1の平均ペース。直線では各馬が内に殺到、ゴチャつく場面もみられたが、ブエナビスタは前が開いたところで抜群の瞬発力を発揮。後続を一瞬のうちに突き放し、そのまま危なげなく押し切った。

勝ったブエナビスタはこれまでにGⅠ4勝を挙げていたが、牡馬混合GⅠは今回が初勝利。牝馬としてはウオッカ、メジロドーベルと並ぶ最多タイ記録となるGⅠ5勝目を、天皇賞(秋)の大舞台でマークした。

母は95年の阪神3歳牝馬S(現・阪神JF)を制したビワハイジ。半兄にはアドマイヤジャパン、アドマイヤオーラと2頭の重賞ウィナーがいる。馬主は有限会社 サンデーレーシング、生産者はノーザンファーム。馬名の意味由来は「素晴らしい景色、絶景(西)」。

騎乗していたクリストフ.スミヨン騎手は、これがJRA重賞通算3勝目で、JRAのGⅠ制覇は初めてのこと。 管理する松田博資調教師は、 本レースは初勝利で、JRA重賞は通算53勝目(うちGⅠは13勝)。
スペシャルウィーク産駒のJRA重賞通算23勝目で、スペシャルウィーク自身も99年の天皇賞を春秋制覇しており、父子制覇となった。

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ブエナビスタ
(牝4、栗東・松田博厩舎)
父:スペシャルウィーク
母:ビワハイジ
母父:Caerleon
通算成績:15戦8勝
その他の重賞勝利:
10年ヴィクトリアマイル(G1)
09年優駿牝馬(G1)
09年桜花賞(G1)
08年阪神ジュベナイルF(G1)
10年京都記念(G2)
09年チューリップ賞(G3)





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